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再現性を高める唯一の方法

10年以上前のこと、ちょうどパートナーと出会った頃の話。
私達はゴルフがきっかけで知り合ったのだけど、その当時いつも一緒に練習させてもらっていたマルオさんというナイスガイがいた。

マルオさんは、コツコツと練習する方で、発する言葉がすんごいナイスで、今も記憶に残る言葉がある。

「ゴルフはいかに再現性を高めるかなんだよ」

超絶カッコよくないですかーーーーー!

そっか、再現性を高めることが、スコアを縮める近道なのねって、全然飛ばせない私は、コツコツ地味なアプローチの練習して、それなりにスコアはまとまるようになった。

なぜそんな事を思い出しているのかというと、なぜ私がこんな年齢になっても学ぶのか、考えてみた。

経験させてくれる環境が一番育つけど!

ピーチジョンという自由な会社では、当時ラッキーなことに、色んな経験をさせてもらったり、失敗してもチャレンジできる環境がありました。
いつの間にかできることも増え、やりたいこともたくさんできました。

ある程度のことは、やれば何とかなるもんだって、大らかでいられるのも、経験させてもらえた恵まれた環境にいたからだ。

今自分で会社を立ち上げて、何とかやってこれているのも、その時の色んな失敗と経験があったから。
ただこの経験をこれを人に伝えて、自分以外のチームで再現しようとすると、案外うまくいかない。

再現性が低すぎる…とはいえ、自分一人ではやれる事にも限界がある…

ずっと実践でアウトプットばかりしてきたけど、猛烈にインプットしたいのは、この感覚値を整理して言語化したい、それをチームに広げていきたいんだとようやく気づけた(遅いけど)

理論と実践のバランス

ここでゴルフの話に戻りますが、私の周りのゴルファー達はかなりレベルが高く、その人達の中にいると理論だけは一丁前になる(私はへたっぴです)
人のスイングの癖もわかるし、どうやればフック、スライスを打てるかも理解してる。(くれぐれも言いますが、私はへたっぴです)

理論はわかっている…でも残念なことに上手くならない

当たり前だけど、全然ゴルフしてないから、ずーっと100前後チョロチョロのレベルです笑

よくゴルフを人生に例えるオジ様がいるけど、それめちゃくちゃわかる!
理論もわかり、コツコツ練習して、振り返りしてまた練習する。

ラウンドではいつも風が違うから、その時の状況判断も必要になる。
ミスショットしてバンカーにいれても、仕方ない、無理せず出すだけと割り切る事も必要だ。

めっちゃオジさんくさいけど、これ仕事も人生も一緒だと思う。
勉強だけしても、実践しないとちっともできないし、失敗して学ぶ事も沢山ある。
むしろ失敗のときの方が今思うと財産になってる。

自分をアップデートして正解を創りあげる

つまり言いたいことは、再現性を高めるためには、学び続け、実践し続けて、アップデートし続けていくしかないってこと。

今コンサルをやらせてもらっている企業の若者達も、近道したくて正解を求めてくるけどいつも言う事。
「正解はそもそもない。みんなで正解を創り上げて行くしかないんだよ」

実はそれって、失敗も存在しないってこと。
繰り返しアップデートして、再現性を高めて、それを正解にしていくしかないし、それは自分が納得できるかどうかだから、人が決める事でもない。

うまくいくための再現性を高めるには、近道はなくって、自分が納得いくまでコツコツやっていくしかないってことですね。

まだまだ伸びしろだらけだわ笑

なぜ自分が学びたいかを考えていたら、マルオさんの深ーい言葉を思い出した。
マルオさんはもう引っ越してしまったけど、今も強烈に印象に残る言葉だ。


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