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100キロウォーキングと、風待ちと。

体型はできれば私服を楽しみたいので太りたくはない。昔105㎏のときは生きてるだけで恥ずかしすぎた。例えば満員電車の中で明らかにおならの臭いがする。にらまれるのは僕だ。咳払いされるのも僕だ。

しかも身体もどこか悪くなるから、大好きな食べ放題でも途中で吐き気が襲ってくるのだ。すなわち、太っていて得することは何一つない。当時付き合っていた彼女は、よくこんな男と付き合っていたものだ。痩せてすぐ別れたけど(フッたわけではない)。

当時の彼女を知っている人の10人以上に「元カノ、最近テレビ出まくってる子に似てるな」と言われる。「ほらほら、いつでもスマイルしーようねーの、ホフディランの曲歌ってる子」これも同じ意味になる。森菜々に似ている。確かに似ている。出てきたとき、本当にゾッとした。声まで似ている。本人も今頃、言われまくっていることだろう。時代が彼女に追いついたと思うと嬉しい。14年近く会ってないけど。

太ってる時の話に戻そう。当時はオシャレが好きやけど諦めてた。けど、次の仕事で100mを超えるところでの高所作業があると知ってたので痩せた。さすがに落下して死ぬのは本望ではない。そのときは3か月で29㎞痩せた。めっちゃ歩いた。とにかく歩いた。いや、ニートだったので歩けた。

さて、今はどうだ。うつ病で気分が乗らない日もある。それでもほぼニートだ。てことは歩けるじゃないか。しかも今はスマホもある。それにゲームも付随している。しかも唯一やるRPGのドラクエだ。痩せれるチャンスがやってきた。若さがなく代謝は明らかに落ちている。すなわち、努力あるのみ。

今は体重型に乗ればスマホと連動して記録してくれる。前回痩せたのが2007年。14年経った今、技術の進歩に喜んでいる。おかげさまで、10月に入ってから112キロ歩くことができている。まだまだ日中は暑すぎる。通勤の時間帯にも歩くことができるがサラリーマンを見ると心がしんどくなるので本当の早朝と夜に歩いている。

Amazon musicで、いつもは激しめの曲を聴いて歩いている。今日は昔の曲をランダムで選べる機能を知ったので、それを聴きながら歩いていた。今思えば歩きながら音楽が聴ける。しかもコードレス。それもまた夢のようだな。

GRAPEVINEの「風待ち」という曲が流れてきた。歌詞は以下の通り。みんな知らぬ間に時を過ごしたのかなぁ。思い描いた通り?ちょっと違う。今夏の香りがしました。涙が出なかったのは、それのせいかなぁ。

泣けてくるじゃねえか。汗だくやのに。仮に泣いてても、これは汗だと言える名曲である。数少ないこれを読んでいる人達には是非聴いていただきたい。幸い天気もいいようだ。明日も歩こう。ひとまず10月は100㎞は必ず歩く。

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