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うつ病患者がUSJのジェットコースター停止で思うこと

USJで停電によるアトラクションの停止が発生した。本当に運が良すぎる。スタートしたところだったら、どうなっていただろうか。はしごのないところをまあまあ腕力を使って脱出するわけにもいかないので、救急隊を待つしかなかったと思う。

テレビを見ている限り女性のクルーも勇気を出して上まで行き、このような見事なまでの救助をしたにもかかわらず、「なんでこんな助け方しかできひんの?」と相変わらずケチをつけていた某関西人の司会者の話し方を聞いて、やっぱり好きになれないなと改めて感じた。アミューズメント業は危険が多い。


以前、観覧車で働いていたことがある。接客がメインかと思いきや、作業もある。この赤丸の右斜めにあるハシゴを登り、上の写真のところまでたどり着かなければならない。今回命綱をつけながらみなさん降りていたが、作業ではそんな時間はもったいないので名ばかりの命綱(安全帯)を持ち、赤丸まではあがっていた。

高さは62.5m。いやいやよくやってたなと思う。名ばかりの安全帯とは言うけど、いざ作業となると吊るされるのでご安心を。ただ、海のそばだったので冬場はとにかくハシゴを登ってる途中で超強風が吹き、耐えるしかないこともしばしばだった。雨でも登る必要があり、長靴ですべりながらやってた。よく死亡事故にならなかったものだ(他の事故でなくなった同僚はいる)。夜中の冬の風邪は本当に寒かった。

今回のUSJのジェットコースターは43mで停止したらしい。本当にコースター沿いにちゃんと歩く道があってよかったと感じる。他の遊園地だとそこまで設備費に割くお金がないので、きっと錆びまくったはしごを降りるという逆アトラクションになっていただろう。USJやからこそ、できた対応である。ほとんどのアミューズメント業界なんて微々たるもの。最近では東条湖ランドがいい例だ。

さあ、うつの症状が明らかに重たい。写真にある赤丸の場所で仕事をしているときは薄給だったが、なんか楽しかったな。なんでこんな仕事が世間で人気なのかわからない。今の仕事は全く楽しくないことを本当に痛感している。その仕事が楽しくなさすぎるから、このうつ病になったのか?そこは仕事はお金のためと割り切って10年以上仕事してきたのにな。

生きていることの申し訳なさがとてつもない。なーんにもできない、してない自分にもうどうしようもない。生きるってつらい。死んだ方がいいぐらいの人間が傷病手当金をいただいてしまい、街の道を使って運動させていただいている。

今日は午前中に13.2㎞歩いてきた。夜もやることがない。ただただ死にたい気持ちが湧いてきて、どうにか死ねないかばかりを考えてしまう。だから夜も歩こうと思う。

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