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続 その感性は力。 HSPは造語で病名ではない


こんにちは、三上拓です。
先日の続編の補足を綴りたいと思います。
何度も綴りますが、感性とは一種の「察知する力」なのです。

それを恥じたり悩むことはではありません。
繊細なのは当たり前の事であり、あなたの力と言う事を忘れないで欲しい。
安心してください、その感性は力です。

先日に記載した「感動の中に真理を超えた真実がある」ことから始めてまいりましょう。


その感性は力。
・天の時を感知する閃く才知・・・先見性
・地の利を熟知して生かす力・・・実行力
・人の和を束ねるご縁の賜物・・・統率力


真実と真理の違いとは

まずは前稿の復習から始めたいと思います。(少し割愛しますが…)
前稿にも綴りましたが、考え方ではなく感じ方が人を決定します。

感動の中に真理を超えた真実がある。
理性の底には感性があり、感性の響きに必ず応あり。応ずる所また感を為す


・真実とは、人の胸に打つもの。心に響くこと。
・真理とは、確実な根拠があり認識されたこと。

「真理は人の心へ響かない事を意味します。」

EX)雪が溶けたら何になる?
真理:水になる。(自分に関係なく客観的な事実)
真実:春になる。(自分を軸に物事を捉えた感性)

どうでしょう?
感性の力を持つあなたならピンとご理解いただけましたか?

そうです、全体を見つめるのか、部分的に見るかだけの違いで表現が大きく変化するのですよ。
雪が溶けたら水になるのは部分的な変化が確実な根拠になるからです。

また、「感性は常に真実が内包している」
それを宇宙を貫く原理とも言う先生もいるし、不変の真理の意とも言われておられたりします。

私にはそれを理解するまでに及びませんが、理性は常に感性を見つめていており、理性は感性を奪い鈍くもするが故に感性は心が持つ集約エネルギーである。と言うところでしょうかね。


人類の歴史はもともと情動、情感つまり感性の歴史(エーリッヒ・フロム)
人間回復は感性の回復そのもので感性回復の証(フレデリック・バジール)


感性には3つの働きがある

・合理的作用…合理性が強いと調和感覚を失う。
・統一的作用…集中力を作り出すこと。(感性の中核である)
・調和的作用…自己主張が強いと調和が取れない。

この3つを合わせて感性の総合力として発揮する。
そして創造力は価値への感覚として表現することができる。
※感、勘、直感、第6感、虫の知らせなどで「感性は感覚なり」


感性はと単なる感情的な働きではない

感性とは感じる力そのものであり、一般的には感性や感情などは本能レベルで見られてしまいます。(感性は統合であり集中性を知る)

集中力の低下は感性の低下として考えることです。
どちらかでも鈍くなる時は思考をお休みさせる休養することが必要となる。

また、休養して思考が止まる時に出てくるものは勘でしかないので感覚は鈍くなっているので注意する必要がある。

 先に記述しているが理性は常に感性を見つめている。
理性の働きが強くなると感性は抑制されてしまい柔軟性は鈍くなり、あらゆる環境への適応性も鈍くなってしまいます。


感性を鈍らせる物事

・集中力の低下
・過度の劣等感(逆に過度の劣等感はエネルギーの基盤を生む)
・行動力の低下、心身一如なのである(行動は感性を誘導するため)

その際の注意点として下記へ記すので参照し気分転換など取り入れるように日々精進してもらいたい。

・あまえ、おごり、マンネリ、自惚れ、ねたみ、そねみ…
・不平不満、劣等感、優越感、傲慢…


感じたら動くが原則(不可解な現象や魂の共鳴反応)

感性は子供心そのものである。
それは純真だからこそ持ち合わせているのだ。
そこには憎しみや疑いの心を持たないからだと言い切れる。

私は常に、「疑うことよりも信じること」を優先する傾向が強くある。
心の中に葛藤があるから成長もある。(忌避の傾向とか喧嘩せず建前人間)
インスピレーションは感性から生まれる。

感性の中には人智では表現できない摩訶不思議な現象があり、魂の共鳴反応とでも言うべき能力に目覚めたり体験したりすることもある。

・予知能力 ・遠視能力 ・不思議な超能力 ・超察知能力


心には敏感に反応する共鳴力がある(チャネル数には個人差がある)

笑っている時は全身の細胞が笑い、悲しい、怒りなども全身で反応する。
その意は全身に反応しており感性は受容と言えるのである。
だからこそ、感性は一種の察知する力と言えるのだ。

感性を磨くには学習脳、実践経験や研ぎ澄まされた向上心など必要となる。

また、常に抱えている問題意識や心の浄化、邪念の処理を求められるので、前に投稿している記事の素直な心などを参照としていただき認識力を高めて欲しい次第である。

意欲は大切な事だが、何事においても独占欲は感性を鈍らすことにも注視してもらいたい。
感性は関心を持つことから始まり、関心を持つこととは他との心の交換、心の交流であり、エネルギーの流通によって強く輝きを増し発揮する。

「心とは感性が理性、理性の働きで高められる」
からである。

その本質は感性の力なのだから心は全身にネットワークを持ち、それを伝搬するのだということも忘れてはならない。
なぜなら、感性は人と人を結び繋ぐアンテナであると考えられるからだ。

その積み重ねで人間形成が構築され図られ個性が生まれる。
人間味を察知し観察することを前提に他人との信頼が生まれるのだから…

それを魂の共鳴反応として、これから進むAI化のデジタル社会においても、感性が人と人を繋ぎ困難を乗り越える力を共通感覚と共に応用することで、その困難を打破する可能性の一つなのであると心に刻み取り組んで欲しい。


造語のHSPやらに悩んでいる方、繊細だからと尻込みを感じている方へ
「その感性はあなたの魅力的な力なのです」
とても素晴らしいことなのですよ。

冒頭にも記載してますが重複して記しておきましょう。
その感性は力。
・天の時を感知する閃く才知・・・先見性
・地の利を熟知して生かす力・・・実行力
・人の和を束ねるご縁の賜物・・・統率力

だからこそ、いま感性は力であると言うタイトルを総括として後世に残さなければならないこと、時代が変化しても変えることのできない偉大な叡智なのである事をお伝えしたく、皆さんの心へ忘れずに刻んで欲しいと願う。


本日もありがとうございます。

今回も私の拙い文章力ではありますが、後世に何かを残せればとの思いから、いつも皆々様のご健勝を祈り記事を作成しております。
ご一読いただけた事を心から感謝しております。三上 拓 Taku Mikami

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