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素直な心になるためには

・私が思う素直な心とは清澄な心

素直な心であればお互い人として最も好ましい生き方ができると感じます。
それぞれに真の繁栄、平和、幸福、それらはすなわち身も心も豊かに仲良く幸せにと願っているからです。

しかし、現実にはそうはいかなくて原因は色々あります。
基本的には「人としての生き方」それ自体に問題があるからです。

その問題とは、願いを実現するためにふさわしいものの考え方や見る角度なり心の持ち方を態度や行動に表していないからです。

物事を実現するためにふさわしい考え方やその持ち方に態度と行動をとることが肝要であって、その根底をなすものは「素直な心」と言う事になる。


・素直な心とは?どういう心であるべきか

 それは単に人に逆らわず従順であると言うことではありません。
本当の意味の素直な心とは力強くて積極的な行動力の内容を持つこと。

つまり、根底には「私心無く曇りのない心」と言うことです。
では、曇りのない心とは1つのことに拘らずに物事をあるがままに見ようとする心と言えます。

フラットな心を保つのは難しいことではありますが、その心から物事の実相をつかむ力、すなわち感性の力とも言えます。
だから、素直な心であると真理を見つめ掴む働きのある心と呼べるのです。

そうすることで物事の真実を見極めてそれに適応していく事が可能となり、正義漢が強くて聡明で清澄な心となり叡智に満ちた正しい判断ができます。


・素直な心は「人の本然」心のままにある

お互いの人として万物の王者たる自覚を持ち、一切のものをあるがままに認めて受け入れる。
適切な処遇を行うことで、それら共々に生かしていくところに人としての偉大な本質が発揮されるのではないだろうか?と思います。

特別に修行したから素直な心になれるものではないのは周知の上ですが、常に心掛ける姿勢で自分なりの創意工夫した実践的に努めた経験から素直な心になれると考えてます。

その心を持てた時に物事を本当の姿(ありのまま)で見ることができるのではないでしょうか。

人から話を聞くときに、心の内にある雑念を一度捨ててから謙虚に傾聴する一生懸命な姿が正に素直な心ではないかと思います。


・なぜ素直な心が出にくいのか?

人が生きていく上で色々な「とらわれ」や「しがらみ」「ジレンマ」などから不意に生じる負の意識が心を曇らせてしまうからです。

それを思い通りにしようとする時、心が強く反発してしまうので素直な心が出にくくなり聡明で清澄な心に影を作り正しい判断ができなくなってしまい負のスパイラルに陥ってしまいます。

素直な心がいかに重要で大切であるのかを認識するために、4つの分類に分けて考えてみる。

1.内容 2.効用 3.弊害 4.養う実践


1.内容
私心に囚われすぎていては他人の話を傾聴することも難しくなります。
知識や知恵を提供しながら寛容的でなければ、相手を許し認め受け入れる事ができません。

本当の姿を見るためには物事をありのまま全体や背景を見るような広い視野を持つように心掛ける。
その道理を知ることは学ぶ心が一つあれば他は全て師となります。


臨機応変・自由自在に取り組めるように、常に平静に冷静に対処していくような姿勢が大切です。

良いものは良いと認識して価値あるものを正しく認める、そして人が平等に持っている優しい愛の心や慈悲の心で思い遣りを忘れない。


2.効用
なすべきことを正しく知るために勇気を持って行動する。
私心から離れ断固として行うことで得られる知恵や才能は素敵な力を持っており、全てに対して順応していくことが大切なのです。

それは自分の思い通りになるように自分から順応していくと言うことであって純真さを磨くという結果に繋がります。

こだわりやわだかまりに捉われる事がないように、自分の立場を慎むと言う見識が生まれるようになります。

そうなると不思議とピンチをチャンスに変えるエネルギーが湧いて柔軟な心から新たな創造が生まれてきます。
和やかな姿を保つと価値観が異なったとしても認め合うことができます。

また、何事も自分の都合に合わせて思う通りにしようと言う気持ちがないのでストレスを受けなくなり行動が一歩早くなります。


3.弊害
衆知が集まらなくなり他人の話を傾聴しなくなります。

結果的に親切な教えや助言を聞き流すようになり拒否が多く、我関せず馬耳東風では誰も寄りつかないのです。

マンネリに甘んじてしまうので創意工夫を怠り進歩向上もな状態となってしまいます。目先の利害にとらわれて小さな利害にこだわり将来の発展を損ない独善の姿に陥りやすくなります。

視野が狭くなり一時の感情にとらわれ我を忘れて思わぬ失敗を招く結果となります。


4.実践
先人に学び自己の観照を行い日々反省を心掛けて強く願うことを常識化する
そして自然と親しみ忘れないための工夫として常に唱え体験発表をする


正義漢が強くて聡明で清澄な心を保ち、叡智に満ちた正しい判断をする心
いつまでも素直な心を持ち続けるため自分と向き合い磨き続けたいですね。


本日もありがとうございます。

今回も私の拙い文章力ではありますが、後世に何かを残せればとの思いから、いつも皆々様のご健勝を祈り記事を作成しております。
ご一読いただけた事を心から感謝しております。三上 拓 Taku Mikami

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