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昔話 旅日記②「バイクのやつ」

「バイクのやつ」

無事に野宿を経験
次なる旅の目的はヒッチハイク

大都会東京でスケッチブックを掲げる
「横浜方面」

結論からいうとこの旅でヒッチハイクを何度かしたのですが
都会は車の量が多いが当然スルーされる
田舎は車の量が少ないが乗せてくれる率は高い
といったバランスで難易度はあまり変わらない印象でした

しかし精神的ハードルはそりゃ都会
人目についてなんぼで
目立つ為にやってる訳では無いですが
どうしたって見世物です

写真を撮られる撮られる

そして未だに答えが分からずじまいの事が

「いつも見てます!」
「バイクのやつですよね!!?」
「今日はバイクないんですか??」

ヒッチハイク中、こんな調子で何度も声を掛けられました

どうやら何かのテレビ番組?の企画と勘違いされ複数回絡まれました

元ネタ?のわかる方教えてくださいませ

なんだったんだあれ


ただ闇雲にヒッチハイクをするのではダメです
場所、時間、見た目
意外と考える事が多くて、まるで釣りを楽しんでいる感覚でした

交番でおまわりさんに聞くのです
〇〇方面に向かう車を捕まえるには何時頃どこで待ち伏せればいいですか?

服装はできるだけ清潔に
大きい荷物は物陰に隠して
手ぶらに見せかけます

ヒッチハイクは怖くて出来ないと思う方もいるでしょうが、乗る方も乗せる方も同等のリスクがあるので、案外緊張感は拮抗してます

そしてこれまたなんと平和な国
旅中なんのトラブルもなくヒッチハイクは成功するのでした

いつか次に自分が運転し、ヒッチハイカーを見かけたならば必ず乗せてあげようと心に決めるも
運転中でなくとも、まだ一度も見かけたことがありません

魚が釣られるのを待っています
ヒッチハイクを考えている方、教えてね
不自然に通りかかりにいきますから

つづく

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