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自分マガジン 日常のエッセイ編

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日常で起こった様々な出来事をエッセイにしました。あまり役に立ちそうにありませんが、読んでホッコリして頂ければ幸いです。
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2023年7月の記事一覧

レスとフリー

ジェンダーレスとは、従来の女性観にも男性観というジェンダーにとらわれない衣類・商品・表現を意味する和製英語です。また、ジェンダーレスは性差のない社会を目指す考え方も意味します。 東京・江戸川区の中学校では、今年度から制服選択制を導入したそうです。 この選択制では、男性女性に拘わらず、スラックスかスカート、そしてネクタイかリボンの組み合わせを自由に選択できるそうです。このような制服をジェンダーレス制服と呼んだりします。 ジェンダーレスのように、名詞(○○)にless を加え

我家の定番だった”しろくまアイス”

イヤ~暑いです。こんなに暑いと、誰しもが冷たいものが欲しくなります。冷たいアイスクリームは夏の定番ですが、温度によって食べたくなるアイスの種類が変わります。 アイスと一口に言っても、厳密には乳脂肪分などで4つの種類にカテゴライズされています。狭義のアイスクリームとは、乳固形分が15.0%以上(うち乳脂肪分8.0%以上)入っているものを言います。アイスミルクは、乳固形分が10.0%以上(うち乳脂肪が3.0%以上)入っているもので、ラクトアイスは、乳固形分3.0%以上のもの(乳

TwitterがXに変更?

数日前に、Twitterサイトを開こうとしたら、大きなバツ印(×)が現れてビックリしました。間違って、他のサイトにアクセスしたの?と思っていたら、ツイッターの名称が変わっていました。 ツイッターは24日、新しいブランド名を『X(エックス)』に変更しました。それにともなって、Twitterの代名詞でもある”青い鳥のロゴ”も廃止になったそうです。さきほど、私がバツ印だと思ったのは英文字のXだったのです。 新しいロゴには、アルファベットの「X」が使われている。プラットフォームの

うるさいセミとモモちゃん絵本

出勤前の早朝から、自宅近くではセミが”シャーシャーシャー”とうるさく鳴いています。出勤後も勤務先近くで、セミの大合唱でした。梅雨も明け、本格的な夏が来ました。茹だるような暑さですが、セミたちは子孫を残そうと、今日も元気いっぱいです。 小さな体にも拘わらず、セミが大きな音を出せるのは、体の内部の空洞で音を共鳴させているからです。このようなセミの共鳴機構をうまく利用すれば、小型で大音量のスピーカが可能になるでしょう。 ”うるさいセミ”について考えていたら、むかし子供に読み聞か

マイナンバーカードは便利!?

最近なにかと話題のマイナンバーカード。一応私も持っています。マイナンバーカードの情報管理には問題が無いわけではありませんが、今まで役所でしかできなかった諸手続きがコンビニで出来るなど、便利な点も数多くあります。政府の味方をして擁護するわけではありませんが・・・。 今まで住民票が必要になって、二回ほどマイナンバーカードを利用しましたが、とても便利でした。今週、印鑑証明が必要になって妻が役所でとってきましたが、これもコンビニで取得できるみたいです。また、つい最近ドローンを国土交

短歌ブームとTwitter

最近の短歌ブームは、目を見張るものがあります。書店では短歌関連の書籍が平積みされていますし、テレビでも短歌番組が人気です。我家の奥さんも時流に乗っかって、短歌にハマっています。NHKのテキストを買って、俳句にチャレンジしているようですが、なかなかうまく行かないみたいです。 短歌には自由律短歌というのもありますが、基本的には5・7・5・7・7の31文字で構成されます。俳句や短歌のように、字数に制約がある文学表現は、中国の絶句や律詩以外には無いように思います。字数に制限があるの

夏休みの宿題の思い出

今週から小中学校は夏休みのようです。子供の頃は、夏休みが待ち遠しかったのですが、社会人になった今は長期の夏休みはありません。欧米の学校では、年度の開始時期が違うこともあり、夏休みに宿題を出すことはあまりないようですが、日本はちょっと事情が違います。 日本は、”夏休み”という名目ではありますが、ラジオ体操に始まり、”夏の友”と呼ばれた学習教材、絵日記、自由研究などがあり、うまく時間を調整しないと、ゆっくり休めません。 私は夏休みはノンビリ過ごしたいタイプだったので、宿題は出

どうする”影武者”家康

NHKの『どうする家康』では、遂に本能寺の変のエピソードに突入しました。本能寺の変では、明智光秀が織田信長を殺害するわけですが、その理由は未だに解明されておらず諸説あります。家康黒幕説や秀吉黒幕説など、信長以後に天下人となった人には、”天下統一”という動機があるので、状況証拠はそれなりにあります。 家康には、信長に正室である築山殿と嫡男・信康を自害させられた個人的な恨みもあったのかもしれません。ただし、これは現在の倫理観で考えているだけで、戦国時代の倫理観には当てはまらない

疑似科学と陰謀論

科学技術が発達した世の中ですが、未だに科学技術を受け入れられない人たちが少なくありません。このような人達は、科学的なエビデンスが無い疑似科学を信用していたり、科学技術を否定するような陰謀論に目を向けがちです。 疑似科学/偽科学/似非科学は、”科学的で事実に基づいたものであると主張されている”だけで、実際には科学的方法とは矛盾する言明・信念・行為のことを指します。疑似科学には科学的なエビデンスがありませんが、その仮説が実験的に否定された後も、長期間に渡って信奉される場合が多い

メリー・ポピンズと一杯のお砂糖 A spoonful of sugar

ディズニー映画は、今はアニメーションやCGは主流ですが、昔は実写や実写やアニメーションを組み合わせた映画があります。そんな映画が『メリー・ポピンズ』です。メリー・ポピンズは、銀行家であるバンクス家の二人の子供、姉のジェーンと弟のマイケルのために採用されたナニー(教育係)です。この映画は、ミュージカル仕立ての映画で、楽しい楽曲が数多く含まれています。メリー・ポピンズが空から舞い降りて、ナニーに採用されたあとの最初のシーンが、子供部屋のシーンです。 この時の歌に出てくる「a s

小さな世界から一歩踏み出そう!

私たちは、自分が生活している環境が世界の全てだと勘違いしています。しかし、そんなことは当然なくて、私たちの周りにはもっと大きな世界が広がっています。私たちが”世界の全て”と思い込んでいるのは、実は”小さな世界”に過ぎません。 学校に通っている時は、生活の大半を校内で過ごしますから、学校が世界の中心のように錯覚します。学校では、勉強が得意だったりスポーツや音楽が得意だったりすると、周りの生徒や先生に注目されます。しかし、勉強・スポーツ・音楽だけが人生の目標ではありません。ゲー

コロナ禍でコロナ鍋

暑い暑い暑~い。気温が35℃以上に上がると猛暑日と言われ、外は茹だるような暑さです。帰宅時でも外気温度は30℃以上ありますが、感覚が麻痺してきて30℃でも涼しく感じてしまいます。こんなに暑いと食欲も落ちてきます。そんな時には、涼しげな冷しゃぶやソーメン、またはスパイシーなカレーなんかが食べたくなります。 ネタ探しで、最近のコロナ感染状況を調べていたら、”変なレシピ”が検索に引っかかりました。それが『コロナ鍋』です。一見すると、漢字が似ているので”コロナ禍”と勘違いしそうです

選択肢は多い方が良い? ミニマリストとマキシマリスト

子供の頃は将来への可能性が広がっていて、選べる選択肢の数も多くなっています。しかし、年齢が上がって運動能力や学習能力の限界が見えてくると、選択肢の数が徐々に減っていきます。人生は選択の連続です。選択肢は多いに越したことはありませんが、多すぎてもストレスがかかるようです。 選択の効果を調べる実験に、”ジャムの選択実験"というものがあります。この実験では、24種類のジャムを並べた時と6種類だけの時の売れ行きを比べました。その結果、6種類の数が少ないほうが売れたという結果になった

非寛容な世界に未来はあるか?

SNSなどの誹謗中傷が原因で、命を絶つ若者が増えるのは悲しいことです。マンガやドラマのように”転生”して生き返ることはありませんから、死んでしまえばそれまでです。残念ながら人間は誕生した瞬間から、死が決定づけられています。どんなに長生きしても、普通は百歳が限界です。一度しかない人生ですから、生を全うして欲しいと思うのは、私だけではないはずです。 言論の自由は誰にも認められています。しかし、何でも言って良いわけではありません。インターネットの世界では匿名性が高いので、何を言っ