見出し画像

メリー・ポピンズと一杯のお砂糖 A spoonful of sugar

ディズニー映画は、今はアニメーションやCGは主流ですが、昔は実写や実写やアニメーションを組み合わせた映画があります。そんな映画が『メリー・ポピンズ』です。メリー・ポピンズは、銀行家であるバンクス家の二人の子供、姉のジェーンと弟のマイケルのために採用されたナニー(教育係)です。この映画は、ミュージカル仕立ての映画で、楽しい楽曲が数多く含まれています。メリー・ポピンズが空から舞い降りて、ナニーに採用されたあとの最初のシーンが、子供部屋のシーンです。

この時の歌に出てくる「a spoonful of sugar helps the medicine go down」という歌詞が、メリーの”指パッチン”と共に強く印象に残りました。この歌詞は、”砂糖ひとさじあれば薬を簡単に飲める”という意味です。主役のメリー役を演じたジュリー・アンドリュースは、歌がうまくて、若いナニーにピッタリな配役でした。彼女は、この映画でアカデミー主演女優賞を獲得しています。ディズニー映画でアカデミー主演女優賞にノミネートされ、さらに受賞したのは、いまだに彼女だけだそうです。

この映画の中には、「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス」 (Supercalifragilisticexpialidocious) という34文字の一単語がタイトルになった楽曲もあります。この単語を発音するのはとても難しいのですが、たぶん、Super/califragi/listic/expiali/dociousと区切って発音するのだと思います。この曲は、”困難な状況を説明する言葉”で、”人生を向上するための魔法の言葉”だそうです。

メリー・ポピンズは、アメリカに住んでいた今から20数年前に、子供に見せたディズニーアニメの名曲集みたいなビデオの中に入っていました。それまでミュージカル映画は見たことが無かったのですが、この歌を聞いて「ミュージカル映画もアリかな?」と思ってしまいました。

5年前くらいに、この映画の続編が公開されたようです。タイトルは、『メリー・ポピンズ リターンズ』(Mary Poppins Returns)です。この映画は前作で子供だった弟のマイケルとその子供たちのお話になっているようです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?