【DeNA】「自分たちを」マーケティングできないでマーケターって名乗っていいの?(後編)
3行でわかる前回のおさらい
こんにちは。DeNA のモリシーです。前編を3行で説明すると
575の川柳でのおさらいとなりましたが、次はHOWを考えます。
前編と同様にマーケティング統括部副統括部長の山下さんとのリアルなやりとりをそのまま載せたいと思います笑
採用マーケティングのHOW
WHO/WHATまで整理し、次はHOWです。
HOW(どうやって)
山下「WHO(誰に)、WHAT(何を)までは決まったから、次はHOW(どうやって届けるか)を考えよう。今回のWHATが『チャレンジしやすい環境』なわけだから、ありきたりなことではなく、ここでも新しいチャレンジをしてほしい、と先週伝えたと思うけど、なにか考えてきた?」
モリシー「まさに頭を抱えながら周囲ともブレストしていくつかアイデアを考えてきました。まずは現状整理なのですが、いままでもDeNAのマーケターが、それぞれ行ってきた外部登壇や外部の記事などは世に出ていました。ただ、それだけでは十分にDeNAのマーケティングは伝わりきっていないと感じています」
山下「確かに外部登壇や外部の記事は必ずしもこちらの意図を十分に伝えきれるわけではないよね。私たちが何を行っているか、何を大切にしているかをもっとみなさんに知ってもらいたいとは思ってた」
モリシー「はい、なので自分たちで伝える情報を自由に表現できるDeNAのマーケティングのオウンドメディアを作り、事例やDeNAマーケティングに関する記事を世に発信していきたいと思います。外部登壇や外部の記事もいままで以上にもっと積極的に出て、より深い部分をオウンドメディアでも発信してDeNAのマーケティングについて知ってもらうのがHOWの方向性として筋が良さそうだと思います」
山下「いいね。オウンドメディアだとターゲットへのリーチが課題になりそうだけど、そのあたりはどうするの?」
モリシー「DeNAマーケティングのTwitterアカウントを作ってターゲットと接点を持ち、オウンドメディアでの記事がしっかり届くように設計したいと思います」
山下「オウンドメディアを開設し、Twitterでターゲットにリーチしていく、ということか。他にもSNSはあるけど、なんでTwitterを選んだのかな?」
森下「Twitterが一番ターゲットとの接点がとりやすいと思うんです。検索してみるとTwitterでマーケターのコミュニティがすでに存在していますし、Facebookでの人軸でのリーチではなく、関心軸「マーケティング」から感度の高いターゲットにリーチできます。Twitterの特徴である拡散性もリーチに繋がりやすいかなと思います」
山下「確かにTwitterをやっているマーケターも多いし良さそうだね。ただ、それだけだとまだよくある手法で新しいチャレンジとはいいきれないかな」
モリシー「おっしゃる通りですね。『事例を外部に発信していく』ことに関して競合他社も実施していて、新規性はないと思います。もちろん、記事自身にはDeNAのチャレンジングな内容になっているわけではありますが、もう一工夫ほしいと思って考えてきました。この取り組み・試行錯誤すら、記事にしてしまうのはどうでしょう?モリシーにふられた『自分たちをマーケティングせよ』という指令こそが、『チャレンジな事例』の1つになり得ると思うので、事例紹介と並行して、この取り組みも記事として紹介していきたいと思っています!」
山下「なるほど、面白いね。まとめると、過去のチャレンジ事例やDeNAマーケティングについての記事に加えて、この採用マーケティングの試行錯誤も記事にしていく。ということか。それでいってみよう!」
ということで、今後このnoteでは、DeNAマーケティングの過去のチャレンジの事例や組織や制度などチャレンジしやすい環境についてに加えて、この採用マーケティングの取り組みについても発信していきたいと思っています。
また、今後DeNAマーケティングのTwitterアカウントも開設予定です。
noteのコンテンツ以外にも様々な発信をしていきたいと思うので、是非フォローいただけるとありがたいです(切実なお願い)
次回予告
次回はDeNAマーケティング組織の変革をお届けします。
「DeNAのマーケティング組織のここ数年の変化、今どういったことを大切に思っているか」について、マーケティング統括部長にうかがってきました。