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PHRが活用される社会は本当に来るのか?

最近、介護に関わる仕事が多いのですが、介護施設、高齢者住宅、地域等で活力を持って元気に暮らす高齢者は日々の健康維持・増進には気をつけられていますが、きっちりと健康を管理している訳ではないように感じます。

本当にスマホ等で自己の健康データを管理して、予防医療の視点から健康に留意し、健康に暮らすような社会になるのでしょうか。

私もデータヘルスとかPHRの方の推進民族の1人ですが、、、

平均年収とされている433万円で3人家族とかの世帯では、子供を大学にやるのが精一杯で、人間ドック(10万円前後のいわゆる精密なドック。企業の特定健診では無い)も夫婦で満足に受けれていないと思います。

また、食事についてもバランスとか重視されていますが、月々10万円足らずの年金生活者の方は、食費にそんな余裕ありませんし、、、

現状、ヘルスケアDXとかの言葉が新聞でも踊っていますが、なんか実際の暮らしの現場との乖離が大きいような気がして違和感を感じている今日この頃です。

単に大企業がビッグデータを欲しいだけの為なら、まさに本末転倒だとも思います。

ヘルスケア産業を推進する場合、それに呼応するように社会的・経済的・教育的な面も充実してこないと産業として拡大発展することが困難であるようにも感じております。

(出典:大和ネクスト銀行 ホームページより)
良い人間ドックを受け、早期の予防医療に取り組む、滋養と栄養あるものをバランス良く食べる、機能性サプリメントを積極的に摂取する、適度な運動と休養をとる、、、等、健康寿命延伸は、まさに資産寿命とも連動しているとも思います。

改めて、自分の方向性を考えてみたいと思います。


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