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絵。ゆるりゆるりと文字にもしていく



1 不安。聴いたそばからドライアイスのように忘れていく
2 もう?あっという間の3年
3 Ubuntu
4 グラフィックファシリテーションや対話の場での気づき
5 ゆるりゆるりと文字にしていく


不安。聴いたそばからドライアイスのように忘れていく

私の脳には工事中のところが人より少し多く、聴いたそばからドライアイスのように忘れていきます。

忘れる前にメモを。忘れる前にやろう。

と気持ちが急くと、過集中になって気づいたら倒れていることもしばしばだし、かといって、メモを取る前に視界に何かが入ると、一瞬でドロンと消える。一回忘れると自力で思い出されることはほとんどない。

これまでの山のような失敗から、家の壁を付箋だらけにしたり、手帳にすべて血眼にして書いたり、ものすごい集中力を発揮して頭の中で単語をぐるぐるぐるぐるつぶやき続けて忘れないようにしたりするコツはいくつか身につけてきたけれど、それは、あまり自分を大切にできていな行為だったりして、人よりも早く疲れてしまう。無意識にそんな毎日を送っていたので子どもの頃から変わらず、突然倒れる理由がわからないままに、休むことの多い人として社会人になりました。

そんな突然バタンと倒れる理由が、わたしの脳の特性にあったと知ったときは、「このしんどさにみんなも耐えていると思っていた。なーんだ。一人ひとり違うのね。みんなに合わせなくていいんやん。」と自分のあたり前が他の人のあたり前とは違うんだということに安堵しました。

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もう?あっという間の3年間

組織を離れてもうすぐ4年。発達障害についてもっと探求したかったし、集団に属して働くことが自分には向いていないんだな、ということに気づいたし、いろいろなことが重なって。お金がなくても、生活の保障がなくても、肩書きや組織の役割を手放して、◯◯会社のさよではなく、ただの「さよ」として活動をはじめました。

銀行口座から千円すらおろせなくなって青ざめた日もありました。辞めることもできる中で、声をかけてくれたり、お菓子をくれたり、見守ってくれる人の存在を以前よりも感じるようになり、すぐ倒れてメルトダウンを起こしては誰かのせいにしていた過去の私は、今はゾンビのように(笑)何度も這い上がってこれるようになりました。好きなことをしているとストレスが溜まらない。物欲も減る。そんな体験をしています。

それが合っているかわからないけど、一歩踏み出してみて、走り続けながら、振り返って、実践して。自分にとって大切なことは何なのかを問いながら、またそこから必要なことを収穫して。

独立してからの4年の中で感じてきたこと。私にとっての発達障害は、一人ひとり違う「ふつう」や、「多様性」を考える上での一つの切り口だと感じるようになっています。「大切はことを大切にする」ために避けて通れないこと。「自分を大切にする」ために、蓋を閉めてはいけないこと。

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Ubuntu

南アフリカのズ-ルー語などの言語に由来するUbuntuは「あなたの中に私は私の価値を見出し、私の中にあなたはあなたの価値を見出す」という意味があり、「人の優しさ」を表します。よくわからず飛び込んだVisualPracticeの世界を通じて、私自身はこれからも、そこにいるあなたが大切にしていることをそのまま受け取り、グラフィックとして残すことを続けていくと思います。

ふと。
がむしゃらに入ってきて、いろんな発見もしたし、たくさん感謝もしているのに、全然それを伝えられていないし、文字にも残せていないということ。そんな自分に対して残念な気持ちになっています。

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消えてしまう虹だから

忘れてしまう自分が嫌いでした。でも、今、忘れることへの不安や恐怖は、私のグラフィックファシリテーションの描くスピードをあげてくれたり、VisualPractice(グラフィックファシリテーションやグラフィックレコーディング)への探求心を強めてくれてると気づきました。虹が永遠ではないから目を凝らして眺めたくなるように、私は自分の記憶が永遠ではなく多くの人よりも短く消えてしまうことを知っているから、こだわれる部分もあるのかもしれません。この技術をもっと探究したいし、世の中の流行りで終わってほしくないと願っている一人です。だから、適当なことを言いたくないし、大切にしたい。


グラフィックファシリテーションや対話の場での気づき

まずは、今年度の残り3ヶ月で、書きたいと思って、ブログの下書きにタイトルだけ残しては放置してきた出来事や気づきを、私の苦手な文章にしていく練習からしたいと、ここに決意します。。。

文章にしていきたいことの覚書

■Visual Practice

何のためにかくの?
目的に応じて描き方が変わる
いつ描いていつ描かないの?
コントロールを手放し場に寄り添うとは?
グラフィックと専門性

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■知っておくと対話の場づくりやVisualPracticeで役立つ考え方

Generative Scriving
4Fold Practice
ブレスパターン
ケイオディックパス
透明な共感
場に立つ時の心得
多様性を理解すること
多様なインプットと多様なアウトプット
ファシリテーション
ワークショップ
NVC
メンタルモデル
(あげ出すときりがないのでまずはここまで)

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■2019〜2020の出来事
GraphicFacilitation@NewYork 世界カンファレンス
フランスのグラフィックファシリテーターのヒアリング@Pari
のと未来会議@能登町(2018〜)
八尾市産業振興会議 (2018〜)
発達凸凹とグラフィックファシリテーション
one day cafe.kyoto (2016〜)
第54回日本発達障害学会ラウンドテーブルでの対話の場
  -グラフィックファシリテーションを活用した対話の場開催
京都精華大学での必修科目-ことば演習でのグラレコの授業
VMQ①②-VisualMountainQuest@東京
      -Visualizationの探求
神戸学院大学の講義内でのグラフィックファシリテーションの活用
AoH@札幌でのグラフィックハーベスティング(2019/11/2-5)
対話型組織開発の長期研修 多数
全国7支店と本社、合計22回の研修と全社研修、他
心理的安全を育む 話の見える化
職場風土を醸成する組織開発

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■Tips
1 フィールド(現場)から見えてきた共通点
2 描く前の準備が8割
3 描いた後に起きてほしいことをイメージしておく
4 失敗しないために「描くこと以外」の大事なところ
5 対話のプロセスをデザインする
6 プロジェクトの一員として共創する
7 グラフィックを活用する場で必ず初めと終わりに伝えること

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●具体的に言語化して杭打ちしたいVisual Pravticeの効果
話の見える化で思い込みに気づく
多角的視点で物事を立体的に見ることができる
プロセスを見える化して繋がりを見つけることができる
手放す部分を見つけることができる
関係性を構築できる
腹落ち感を生みだす
多様な価値観を受け止めることができる
もやもやの中に留まることを手助けする
共通認識/共通言語を短時間で生み出しすり合わせていく
プロセスを残しながら答えのない未来を描いていく
共創するコミュニティを持続させる

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●文章にしていきたい、今、考えていることのキーワード
私のめがね
正しいとか間違っているとかじゃなくてその先の話をするために
なぜ伴走型グラフィックファシリテーターなのか
魔法使いより伴奏者
プロジェクトの一員としてそこにいるということ
一人でしない勇気
一人でできることは少ない。チームとして場に入る
完璧ではない自分を受け入れる
完璧でないから余白ができて人と繋がれる
私でなくてもできることは手放しながら走っていく
その場にいる人に役割を手放していく
絵を描いたことのなかった私が突き動かされる理由

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ゆるりゆるりと文字にしていく

あまり気合いを入れると続かなくて落ち込むので。

ゆるりゆるりと文字にしていきますので、よければ「ふ〜ん」とチェックしていただければ励みになります😁

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