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めざめる夢の世界

まっくらな夜にみる夢は
ふしぎな時空間にあって
ことばでは言い表せない
色と手ざわりをもつもの



初めて見るもののような
とおい昔のことのような
わたしという意識をもつ
たましいに思いを至らせ



からだは小さく分かれて
自然のなかに溶けるなら
たましいもまた分かれて
新たに結びつくとしたら



わたしと呼ばれる生命の
過ぎさるもののうちには
遙かなるものが息づいて
じゆうな夢に生きている



***

夢のふしぎな世界のこと
みぞおち空間さんのお話

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