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僕のソウルフード、手間いらずで美味しい「マントウ」の作り方を紹介します

中国や台湾で日常的に食べられている「マントウ」は、漢字では「饅頭」と書きます。
「まんじゅう」と同じですね。
まんじゅうのルーツともいわれるマントウですが、中に餡は入っておらず、ふわふわした生地に、ほんのりとした甘味のある蒸しパンです。
今回はこのマントウの作り方をご紹介します。

【材料】
ドライイースト:4g
ぬるめの湯:145g
中力粉:150g
薄力粉:100g
ベーキングパウダー:少々
黒糖:50g
植物油:少々

【作り方】
1)沸騰させてから湯冷まししたぬるめの湯にドライイーストを入れて10分ほど置いたら、残りの材料を加えて混ぜ、硬く絞った布巾をかけて30分ほど休ませます。
2)1の生地を広げ、繰り返し畳むようによく練ったら、細く伸ばして均等に切ります。
3)蒸籠(せいろ)に並べて30分ほど休ませます。
4)蒸籠を蒸す鍋にお湯を沸かし、沸騰したら弱火にして、蒸籠を乗せます。
5)5分ほどしたら少し強火で2分加熱し、最後は中火で3分ほど蒸せばできあがりです。

マントウを作るポイントは蒸し加減。
序盤から火力を強くしたら、急激に膨らんで割れてしまいます。
逆に火力が弱すぎると、膨らみが足りずに硬くなってしまいます。
蒸し器の火加減がとても重要ですよ!

幼少期を台湾で過ごした僕にとって、マントウはソウルフードの一つです。
竹の蒸籠があれば独特の香りを楽しめますが、普通の金属製蒸し器でも作れます。
蒸籠も蒸し器も持っていなかった貧乏学生の頃は、鍋に薄く水を張って、逆さ茶碗の上に皿を乗せて蓋をした「なんちゃって蒸し器」でマントウを作っていました(笑)。

主食にすることが多いマントウですが、デザートとして食べることもあります。
牛乳で生地を作ったり、シナモンの層を挟んでシナモンロールにするのもオススメです。
また、半月状にして「角煮まん」の皮にしたりと、多様な楽しみ方があります。

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“おうち時間”が増える中、昨日はどんなものを食べましたか? 晴れの日卦の日、隣は何を食う人ぞ。このコーナーは皆さまが日々、ご自宅で食べているものを、ちょっとだけ見せていただき、現代人の食生活の実態に迫ろうという企画です。「毎日凝った料理を作る必要はないんだなあ」「そんなものまで手作りで?」「そういえば今、コレがおいしい季節だね」など、隣人の食卓を垣間見ることで、やる気とか元気とか勇気とかが出てくるかもしれません。
【ひびこれ家飯】コーナーは、今回を持ちまして連載終了となります。長い間ご覧いただき、ありがとうございました! また投稿にご協力いただいた皆さま、本当にありがとうございました! 
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