秋の夜長はウクレレと紅茶/沢野ひとし
ウクレレは手軽に演奏できる楽器である。ポルトガルの民族楽器が、ハワイアン音楽に溶け込み定着した。小型でどこにでも気軽に持って行け、みんなと合奏もできる。
秋の夜に「赤とんぼ」を一人演奏して、しみじみと日本の抒情にひたるのも良い。さらに仲間のギターと「アロハオエ」を合わせるのも和む。
その後に飲むアッサムティー、アールグレイなどの紅茶がひときわ体に染み込み、ウクレレ療法で身体の疲れもいっぺんに流される。あるいは演奏会をめざして、ウクレレソロを練習するのも、充実した今後の人生設計の一助になる。
ここから先は
1,159字
/
5画像
¥ 100