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スパイスカレー店をするもう一つの理由

ボクは普段、冨有柿と筍の生産者をしながら(株)DELICEキョウトという会社を立ち上げ、
農業の抱える課題解決に向けて活動しています。

この度
6月より「柿とスパイスカレー」という店名でスパイスカレー屋さんをはじめることになりました。

店名にもありますように、ボクの作っている冨有柿をチャツネにして使ったカレーです。

飲食店をする理由や監修していただいたシェフとのストーリーにつきましては、こちらになりますので

第一章
第二章
最終章
番外編
ご興味のある方は読んでいただけるとうれしいです。

このスパイスカレー屋さんは、農業活動の一つとしてやっていくという目的があります。

いわゆる「跡継ぎ問題」です。
(廃棄ロス問題もありますが)

うちにも長男はいますが、息子ではあるけれど、一人の人格者であるということは大切にして育ててきました。

東進予備校の林先生も
日本最強マーケターの森岡毅さんも

「正しい場所で」「正しい方向で」努力したことは裏切らない

その人の特徴がハマっている
その人の特徴が生きる環境が大切


と、おっしゃっていて
本当にそうだなと実感しています。

親としては、彼が人生を終えるとき
「あぁ楽しかった」と思える人生であればなと
思っています。

彼の人生は彼のもの

もしかしたら、彼のやっていくことが別の形でいい影響を与えてくれることも無くはないとも思っています。

彼の力が必要な時は
相談しようと思っています。

時期が来るのか来ないのかは
神のみぞ知るというところでしょうか。

もう一つは、家族経営というものに限界を感じているというところもあります。

長男を産むか、産んでやりたいと言う子なのか、我慢させるのか、やりたいというお婿さんを迎えるか…

これが、跡継ぎがいなくなり耕作放棄地が
増えることになってしまう原因だと思うんですよね…。



興味が向かない場合
しんどいだけだから、やりたいと思わないというのもわかります。

なので、自分たちがまずは楽しむこと!

生産すること以外に
こんな出会いがあるんだ!

こんな運営方法もあるんだ!

もっといろいろ自分で考えることを諦めなければ、楽しくしていける!
と体現できたらなと思っています。

そうしているうちに…

「一緒にやりたい」と、感じてくれる次世代の子たちと出会えたらなぁと…

自分の特徴に合ってるんじゃないかと感じてくれる子たちがでてきてくれたらなぁと…

そんなことも思っての挑戦です。

真面目に生産者をやっていないという批判も受けるかもしれませんが

大切なものを変えずに守っていくには

変えていけることを変えるということをする
必要があると感じています。

「変えないために変える」です!

農業なんだけど、また違ったお金の生み出し方があるというのも体現していけたらなと思っています。

家業をしてもいいし
しなくてもいい

選択肢を持てるということが大切だと思っていて、しないことへの罪悪感すらなくていいと思っています。

やりたい!人がやれるよう

農業ビジネスとして続けていけるようにと考えていますので、応援していただけるとうれしいです☺️

生産者をしながらの営業となりますので、営業日時につきましては、インスタ@kaki_curry にて発信いたしますのでこちらでご覧になってください。


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