祖母の葬儀 おわり
前回焼き上がりを待ってる間に出雲駅伝が出走したところから
いとこと久々にゆっくり話しました
父方のいとこはひとりしかいないので、正確には俺も会ったことのない離婚前にできた子どもがいるらしいですけど
いとこはいま確か24とかなんですけど、大学進学のときに住んだシェアハウスで知り合った男と同棲してるって聞いてキツすぎる！！と思った、金ある家なのにシェアハウスに住んでる時点でキツいのに
でも正直結婚したことを両親以外の親族に誰にも言ってなかった俺のほうが500倍くらいキショいから安心してほしい
田舎は排他的だから事実婚っていう選択をあんまり言いたくなかったんだよな、別に籍入れてないし子ども作る予定もないし式やる予定も全くないからなんか変わってることもないし
「○○くんは結婚願望ないの？」って言われてこの話したらめちゃくちゃ微妙そうな顔してたな
正直会話全く続かなかったので、出雲駅伝がやってくれてたのかなりありがたかったな、違う親戚と「今どの辺っすか？」って話してれば困らなかったし
そうこうしてる間も父は保険会社に電話したりしてました、とてもかわいそう 親が焼かれてる間に
焼き上がり
骨になってるところ見たら急に死んだ実感が湧いてきました
骨を1人ずつ箸で拾うやつってなんでそんなことするんだ？？って思っちゃった、俺は焼けたら機械的に処理してほしい
JAがやってる葬式場に移動、JAって何でもやってて凄いですね
多分JA関係ないけど祖母宅の最寄りのローソン潰れて居抜きで農機具屋さんが入ってたな
中古車屋みたいに駐車場に大量に農機具が置いてあるの
インターチェンジ降りてすぐの大きい道路とぶつかる信号のところなんだけど、絶対コンビニがあったほうがいいだろ
なんでそんな環境でコンビニが潰れるんだよ、出雲大社から一番近い高速の出口なのに
葬式に出席するのすら自我が芽生えてからは初めてなんですけど、親族だけでやるやつと参列者も来るやつの2回やらないといけないんですね
俺が死んだ時は簡単に済ませてほしいよ、人付き合いもめちゃくちゃ悪いんだから俺は
妻が先に死んだら最悪だろうな、大学のサークルの先輩なんですけど妻は仲良いけど俺はブロックしてる先輩とかめちゃくちゃいるぞ
俺が生まれた街には、葬式になんか調味料とかレトルトの食品とかを備える文化があるらしくて、稼いでる孫ということで俺も一万円分の調味料を飾らせてもらいました
今気づいたけど一万円払ってないな
終わったあと参列者でこの調味料も分け合うんですけど、なんかめちゃくちゃ外れだった
マカロニとか入ってたけど俺マヨネーズ食えないんだよな、そもそもマカロニ自体が好きじゃないのに
ハーポーっていう知らない調味料も入ってたけど結局使ってないな
葬式、とにかく待ち時間が長い
車椅子の祖父を何回もトイレに運んだりしてた、多分もう認知されてなかったからこういうところでポイントを取り返さなければならない
年老いると足も不自由になってトイレ行きづらくなる上に尿も近くなるんだな、嫌すぎるよ本当に老いるのがよ
葬式の中身は覚えてないから割愛、お寺さんはマジで同じ話してた
長すぎて祖父が途中で帰ってたな、父親もそれを送るために一緒に車で帰ってたけど長年連れ添った人の葬式でそんなのありなんだ
葬式の帰り、車に乗り込む時に母が用水路に落ちてました
この日1日で父は追突事故に遭って母は足を怪我、どうしようもなさすぎる
翌日、祖母宅の片付けに再度赴く
挨拶に来た人の対応とか、香典の集計とかをしていた、こういうときのためにパソコンを持って帰省したほうが良いです
とは言っても死んで3日経った後に来る人はもうそうおらず、祖父母が駆け落ちしたときの話を親戚の人に聞いたりしてた。愛があったんだね
でも葬式途中で抜けてたんだよなあ
そういえば葬式までの間で誰も泣いてなかったな
日付が変わるくらいに死んで、俺が着いたのが15時くらいだったからそこまでの間に泣いてたのかもしれないけど
それだけいい生き方、死に方を祖母がしたってことなんでしょう
でも俺はトイレ行くときに転んで死ぬのは絶対嫌だなあ
その翌日以降は温泉に行ったり温泉に行ったりおいしいご飯を食べたり、せっかく職場に休みをもらえてたので地元でゆっくり過ごしました
出雲湯村温泉 元湯 漆仁の湯という温泉です
Googleマップ見たら分かるんだけどこんなところに観光客来るわけなさすぎるだろ、っていう立地
本当に周囲になにもない、だからこそ温泉としては最高の場所でした
これで祖母の葬儀の話は終わり、おかげさまで自分の中でも死を消化できたのかも
今仕事の都合でフィリピンに来てまして、元気があったらまたレポ書くね
おいしいポリエステルの食べ方を紹介します。