100字物語「少年のさがしもの」#第2話
少年は羅針盤を探していた。海沿いの国道を見下ろす高台の公園。海は凪いでいた。金木犀の香りがゆるやかな風にのって流れていく。見上げた空に雲はなく。忘れ去られたブランコのきしむ音に振り返ると、猫が走り去った。
サポートをいただけたら、勇気と元気がわいて、 これほどウレシイことはありません♡
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