Photo by aoneko 100字物語「少年のさがしもの」#第2話 26 deko 2020年11月24日 21:55 少年は羅針盤を探していた。海沿いの国道を見下ろす高台の公園。海は凪いでいた。金木犀の香りがゆるやかな風にのって流れていく。見上げた空に雲はなく。忘れ去られたブランコのきしむ音に振り返ると、猫が走り去った。 ダウンロード copy #猫 #ショートショート #物語 #連載小説 #少年 #100文字の世界 #探し物 26 サポートをいただけたら、勇気と元気がわいて、 これほどウレシイことはありません♡ 記事をサポート