100字物語「少年のさがしもの」#第40話
少年は日常を探していた。アーケードの続く商店街。シャッターの閉まった店がパッチワークで散らばる。青果店の隣のコロッケ屋で買い食いをする。生徒指導の巡回はないな。魚屋の大将が猫に煮干しを投げて寄こした。
(to be continued)
毎回、ぴったり100字で1枚のフォトジェニックなショート・ショート風ストーリーを連載。100話完結をめざし、物語をつなげていきます。テーマは、少年のさがしもの。何がみつかるかは、お楽しみに。
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