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職場の心地よさ(雑感)

わたしの勤めている市では、初任は4〜6年、二校目以降は7〜10年で異動です。

前任校は講師で2年、本採用されて6年いました。
特別支援学級を7年持ち、最後の年は学級担任を持ちました。
校長先生をはじめ、周りの先生方に恵まれて楽しく過ごした8年間でした。
保護者にも恵まれて(特別支援学級はより濃密なので)、年3回の保護者会は毎回楽しみで。

そして現任校。
小中一貫校で、大きな職員室に1年生〜9年生までの先生方がいます。
会議も小中一緒にやります。(もちろんわかれてやる会議もあります)

小学校と中学校とはかなり文化が異なります。
立ち上げ時はかなり大変だったのだろうということは、聞いた話だけでなく想像にも難くありません。
わたしが転任してきたときにはすでに形はできていて、小中協働でいろんなことがされていました。
そこから8年、その間にも様々な提案がなされ、行事なども増えたり減ったりしながら変化はし続けています。
その間にコロナウイルスの流行による休校やオンライン授業の開始などもありました。

本当は昨年度末から異動できるのですが、色んな理由から見送りました。
そして今年度も低学年部のメンバーにも恵まれ、学校全体としてもみんなで協力し合って教育を進めています。

新しい場所に身をおいて自身を鍛えるべきだというのもわかってはいます。
でも、この環境を手放すのはかなり勇気がいるくらいに、居心地がいいし、風通しもいい職場なんです。

長くいますし、中学生もほとんど知っていて、会うと声をかけてくれます。
中学生になった教え子の姿を見ることができるというのは、なかなかない経験ですね。

年に一度小中で授業を見合う週間があるので、中学の先生の授業も子どもたちの成長もとても楽しみにしています。

ちなみに、うちの学校は運動会と文化祭の二大行事を小中一緒に実施します。
1年生から9年生までのリレーはめちゃくちゃ盛り上がります。
文化祭は一緒と言いつつ、時間で分けてやりますが、5年生から9年生の合唱コンクールは大好きな行事のひとつです。

職員室がギスギスしていたら、子どもたちへの指導もしんどいのではないかなと思います。
また、小学校のときにしんどかった子が、中学生になって落ち着いていく姿を見て、子どもの成長は長期に渡ってみとることも大事なんだと感じます。
それを知ることができたのも、小中一貫のおかげ。

今年度一緒に組んでいる先生は、同期なのですが、めちゃくちゃ仕事ができるし早いし、きめ細かいところに気づいてくれる方です。
正直わたしがこんな楽をさせてもらってもいいのかなと思うほどなのです。
とてもありがたいです。

職場の心地よさは、本当に大事だと思います。
何事にも代えがたい。


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