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メイクヘイストスローリーのメンバー紹介 vol.1 コバヤシカオリ

こんにちは、コバヤシカオリです。

今回はメイクヘイストスローリーではたらくスタッフ紹介第一弾として私のことを少し書かせていただきます。

■電動車椅子に乗っています

私は先天性の障害があり、電動車椅子に乗って生活をしています。身体障害者手帳の1級となるため、1人ではほぼ何もできない状態です。

「身体障害者手帳」とは都道府県や自治体が障害者に交付する手帳です。手帳を提示することで様々な福祉サービスを受けることができます。手帳には1級から6級まで等級が分かれており、数字が小さくなるほど重度の障害となります。そのため、家族や友人、周囲の理解とサポートがなければ生きていくことはできません。

■一般企業に就職

多くのサポートが必要な私ですが、新卒で障害者雇用枠として、なんとか一般企業に就職することができました。
ここでは正社員のサポート業務に携わり、Officeソフトを使ったデータ処理や請求書の発行など行っていました。人数の多い部署だったので、その人その人に合わせたデータを作成することが難しかったです。しかもバックオフィスに新卒が入ったのは初めてだったのであまり教育環境が整っておらず「やりながら覚える」という、ちょっとスパルタな体制でした。

■転職も経験!

1社目は車椅子でも働きやすい環境が素晴らしく整っており、人間関係も良好で大きな不満はありませんでしたが「他の仕事もしてみたい。スキルアップしたい」と思い立ち、転職を試みることに。

2社目も事務をしつつ、部内サイトの作成を担当していました。事務にも人事や経理、総務など様々な種類がありますが、この時初めてwebデザインという仕事に触れ、事務以外にも私にできる職種はあるんだ、と気付くことができました。

1社目は外資系だったので、クール・ソロプレイ・成果主義・自己主張強めな社風。2社目は正反対で、人情・チームワーク・気遣いが大切な社風。社風も働き方も会社によって違うのはごく当たり前のことなんですが、私は経験しないと身に付かないタイプなので、転職しなければ気付かなかったことばかり。色んな世界を知ることは本当に大切だと実感しました。

■2度目の転職へ

2社目は本当に周りの人たちが優しく、まだまだ学ぶことも多かったのですが、駅から遠く雨の日は傘をさしながら車椅子を運転しなければならなかったので、環境面から長く働いていくことは難しいと思い2度目の転職を決意しました。
内定をいただけるところが見つかったのですが、なんと入社直前に面接時に聞いていた配属先とは異なる部署に配属になることに!当初やりたかった業務とは乖離してしまったため、やむを得ず内定を辞退。
職場には退職願をすでに出していたため、そのまま退職することに。まさかこんなことが起こるとは思いもしませんでした。。。

退職後、急いで転職活動を再開しましたが、そんなすぐに見つかるはずもなく。
webデザインの勉強をしていたこともあり、ブログを立ち上げ色々と発信していこうと思っていたところ、TOMASUさんからツイッターでナンパ……ではなく声をかけていただき、何度かオンラインで面談したのち、メイクヘイストスローリーでクリエイティブアシスタントとしてお手伝いをすることになりました。

本当に人生どこで何が起きるかわかりませんね。
フルリモートなので天気を気にすることもなく、満員電車に揺られることもなく、とても快適に仕事をさせていただいています。声をかけてもらっていなかったら、今頃どうなっていたことやら。。
事務をしていた経験もブログを開設したことも、結果的によかったなーと思います。「人生において無駄なことはなに1つない」とよく言いまずが、本当にその通り。

■さいごに

メイクヘイストスローリーでフルリモートワークを始めてから、早2ヶ月くらい経ちました。今までとは全く違う働き方になるので、毎日新鮮な気持ちで仕事をしている状態です。また落ち着いたら別の記事も書きたいなと思います。それではまた!

メイクヘイストスローリーのホームページはこちら。


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