垢抜けたいビジネスマンのための「ネクタイ選び」
お洒落スーツに身を包むビジネスマンとしては、首元のネクタイにも気をつけたいところ。
スーツ初心者だったかつての私もそうでしたが、いくらお洒落で高いスーツを着ていても、ネクタイのチョイスを間違えると一気に台無しになってしまうんですよね…。
では、ネクタイ選びのセンスがなかった私がなぜスーツに合ったネクタイを難なく選べるようになったのか?
実は、ちょっとした知識をつけるだけで超簡単にネクタイ選びができるようになったのです…!
知っておきたい!
ネクタイの色が与える印象
私は、スーツやシャツの着こなすうえで人に与える第一印象を最も左右するのはネクタイのだと感じています。
ネクタイにもさまざまな色や柄がありますよね?
単純に自分が気に入ったものを手に取る方が多いかと思いますが、「どのような印象を与えたいか?」を考えるとネクタイを選びやすくなりますし、相手への印象操作も多少なりともできるので、ことがうまく運びやすく感じることもそう少なくはありません。
赤
画像:FITZGERALD (フィッツジェラルド)
http://www.fairfax-collective.com/
赤には「情熱的」、「積極的」、「行動的」といったようなイメージがあり、原色に近いほど活発な印象を与えられます。
リーダーシップを感じさせる色で、普段の営業活動や勝負時の日にも取り入れたい色です。
青
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青には「知的」、「冷静」、「誠実」といったようなイメージがあります。情熱的な赤とは真逆な印象を与える色と言えますね。
青はビジネスマンに1番好まれやすい色とも言われています。
黄色
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黄色には「ポジティブ」、「元気」、「親近感」といったようなイメージがあります。黄色はコミュニケーションカラーとも言われていますので、打ち解けたい相手がいる場で取り入れると良いでしょう。
緑
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緑には「安心感」、「自然体」、「穏やか」といったようなイメージがあります。相手に安心感を与えられる色なので、契約締結時など重要な話をする場で取り入れたい色です。
グレー
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グレーには「慎重」、「クール」、「冷静沈着」といったようなイメージがあります。交渉の場など、クールに見せたい場面で取り入れるようにしましょう。
柄によっても印象は違う?
無地も良いですが、個性やお洒落を出すために柄物のネクタイを取り入れたくもなってきますよね。
ネクタイの色と同様に、柄の違いによっても印象は変わりますので、ここでは定番の柄が与える印象をまとめてみます。
注意☞柄ばかり取り入れるとゴチャゴチャしてしまうので、「スーツとシャツ、ネクタイで柄は2つまで」「柄は同じ大きさを選ばないこと」を基本にしましょう!
ストライプ(レジメンタル)
ストライプは爽やかで知的な印象を与え、定番の柄となっています。フォーマルからカジュアルなものまでバリュエーションが豊かなので、選ぶ楽しさもありますね。
ストライプの幅が広いほどカジュアルな印象になるため、ビジネスシーンではストライプの幅が狭いものを選び、落ち着いた雰囲気を演出しましょう。
ドット
ドットは落ち着いて上品な印象を与える柄で、ストライプと同様に定番の柄となっています。ドットが大きいほどカジュアルになりますので、ビジネス用ならドットが小さいものを選ぶのが基本です。
チェック
チェックは親しみやすい印象を与える柄です。カジュアルな印象を与えますので、ビジネスシーンではスーツと同系色で色数が少ないものを選ぶのがコツです。
小紋
小紋柄は柄が大きいほどカジュアル、柄が小さいほどクラシックな印象を与えます。柄の種類は豊富にありますが、ビジネスシーンで用いるなら主張が控えめなものを選ぶのが無難です。
ペイズリー
ペイズリーは個性的な印象を与える柄で、くだけた雰囲気になりがちなため少し上級者向けの柄となっています。
個性を主張できるのでプライベートでは思い切り楽しめますが、ビジネスシーンでは主張が激しすぎると好ましくないため、柄が小さいものを選ぶのがポイントです。
【これが王道】
スーツに合ったネクタイの選び方
ネクタイの色や柄が与える印象についてご紹介しましたが、やはり気になるのは「スーツに合ったネクタイの選び方」ではないでしょうか?
<スーツ×ネクタイ>をお洒落に組み合わせる鍵は「色相環」にあります!
最初のうちは色相環を意識してネクタイを選んでおけば間違いありません。
では、さっそく色相環を参考にしたネクタイの選び方を見ていきましょう。
①同系色でまとめる
同系色とは、色相環でお互いが隣り合うか近くに位置する色のことです。
ネクタイをスーツと同系色にすると落ち着いた雰囲気になり、まとまりが出ます!
例えば紺のスーツにネクタイを合わせるなら、色相環で隣り合う青色を選ぶ、といった感じです。
②補色や対照色を取り入れる
補色とは、色相環で正反対の位置にある色、そして反対色はその補色から近い色を指します。
互いを引き立たせ、目立たせることができる関係性です。
ただし、鮮やかな色同士を合わせると目がチカチカしてしまうので、どちらかを落ち着いたトーンにしてバランスを取ることが重要です。
例えば、スーツがカーキ色の場合、緑と近い色になるので、その補色であるピンクが相性の良い補色関係となります。
しかし、濃いピンクのネクタイを合わせてしまうとどぎついイメージを与えかねないため、鮮やかさを抑えた淡いピンク色を合わせてバランスを取ることで、落ち着いた印象のあるコーディネートに仕上がります。
まとめ
今回は、スーツに合ったネクタイの選び方をご紹介しました。
ネクタイ選びに悩んでしまう方は、ぜひ参考にしてみてください。
「基本にとらわれず、ワンランク上のお洒落を目指したネクタイ選びがしたい!」という方は、素直にショップ店員に相談しながら選んでみるのも良いかもしれませんね。
スーツをより楽しむためにも、色々なネクタイを試してみてください…!
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