見出し画像

スーツは何着持つべきか?ビジネスマンなら最低でも○○着を着回せ。

1着のスーツを大切に着続ける…それも素敵ですが、ビジネスマンが1着しか持っていないのは考えものです。
汗を吸ったりシワがついたりと日々ダメージを受けているため、何日も同じものを着ているとくたびれてしまいます。
結果、どこか頼りないような、だらしないような印象を与えることに。

身だしなみのマナーや印象操作のためにも、社会人は複数着のスーツを着回すのが鉄則です。

では具体的に、何着のスーツを持つべきなのでしょうか?

今回は、スーツ姿で長年戦い続けた私の経験から、ビジネスマンが着回しに必要なスーツの着数をお伝えします。

着回しは3着
オールシーズンで6着がマスト

画像9

私の経験則上、着回しは3着、オールシーズンで6着を持っていれば困ることはありません。

長持ちさせるなら1日着たら最低1日、可能であれば2日以上休ませた方が良いため、着回しは3着を推奨します。
また、季節に合ったものを着用することもポイント。色や素材などを春夏用、秋冬用で分けて着用するのがベストです。

季節ごとにスーツを着回す

素材や見た目など季節ごとに違いがあるため、春夏と秋冬で着回すべきです。季節感がないスーツを着用すると相手に悪印象を与えることもありますし、快適に過ごせないことはお分かりいただけますよね。

春夏と秋冬用で「生地」「裏地」「色」の3つの違いがあります。
しっかりとポイントを押さえ、季節に合ったものをチョイスしましょう。

春夏用

気候が暖かい春夏用のジャケットは裏地がついていない「背抜き」となっているのが最大の特徴です。

画像2

画像:DIFFERENCE(ディファレンス)

春ならコットン、夏ならリネン、サマーウールなどのサラッと軽い生地で、薄い色が使われる傾向にあります。


コットン

画像9


リネン

画像9

画像:ユザワヤ


秋冬用

空気が冷たくなってくる秋冬用のジャケットは裏地がついている「総裏(そううら)」となっています。

画像3

画像:DIFFERENCE(ディファレンス)

秋冬用はツイードやフランネルなどのウール素材色やポリエステルなどの空気が入りにくい生地で、色は紺や茶などの濃い色が使用される傾向があります。

ツイード

ツイード


ポリエステル

ポリエステル

画像:ユザワヤ


デキるビジネスマンは
オーダースーツでキメる

画像8

既製品は値段も手ごろなため、多くのビジネスマンが買い求めます。
しかし、当然ながらサイズが決められてるためどうしても袖や裾などの丈が合わず、不格好に見えてしまうことも...なので見る人が見れば既製品かどうかは一目瞭然です。

もしあなたがお洒落にビシッと着こなしたいのであれば、体にジャストフィットするものを着ること…つまり、オーダースーツを選ぶべきなのです。

オーダースーツといえば数十万円~数百万円と高額なものをイメージする方も多いですが、それはフルオーダーの話。

実際は他にも種類があり、大きく分けると「パターンオーダー」、「イージーオーダー」、そして「フルオーダー」の3つの種類があります。
その中でも一番手軽なパターンオーダーですと約2万円から購入できます。

パターンオーダー

決まったサイズの中からゲージ服というサンプルを着用し、袖丈、パンツ丈などの“縦”を調整していく方式です。

相場は2~5万円で、縫製はマシンメイド(ミシン縫い)なため2~4週間ほどで完成します。
簡単かつリーズナブルにオーダースーツが作れますので、パターンオーダーはオーダー初心者に向いています。


イージーオーダー

ゲージ服というサンプルを着用し、そこから自身の体型に合わせた細かな“体型補正”を行う方式です。

相場は5~20万円で、縫製はパターンオーダーと同様にマシンメイド(ミシン縫い)ですが、細かな体型補正を行うため納期は3~4週間となります。

パターンオーダーよりも自由度が高いため、イージーオーダーはオーダー初心者~中級者向けです。

フルオーダー

“仮縫い”をすることで、より細かな“体型補正”が可能です。自身の体の癖にも合わせて作られるため、最もフィット感を得られる方式です。

手縫い、もしくはマシンメイド(ミシン縫い)+手縫いで仕上げますので、相場は20万円以上、完成までに4~8週間はかかります。

オーダーの自由度や費用も高いことから、フルオーダーはオーダー上級者向けとなっています。
とはいえ、自分の好きにカスタマイズでき、長持ちもする。何よりフィット感が格段に違いますので、値段に囚われすぎずチャレンジして欲しいですね。

各オーダー比較

note用_オーダースーツ比較

もしあなたが役職者であれば、フルオーダーを1着揃えておいてほしい。
見た目や着心地云々の話ももちろんあるが、高価なものを揃えるとやる気もその分各段に上がりますし、冗談を抜きに後輩からの見られ方も変わるものです。そういう点では役職者に関わらず勧めたいですけどね。
とは言えフルオーダースーツは値が張るので、慎重に行きたいのであれば、最初はパターンオーダーから初めてみるだけでも変化は感じられるでしょう。

まとめ


今回は、ビジネスマンが持つべきスーツの着数についてご紹介しました。

毎日スーツに身を包むビジネスマンならば着回しで3着、オールシーズンで6着、そしてここぞというシーンで勝負するための"勝負スーツ"を最低でも1着は手元に置いおくべきということでした。

スーツの着回しができていないと感じたそこのあなた、これを機にぜひ追加購入、そして、できたらオーダースーツまで手を伸ばすことを検討してみてください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?