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超がつく初心者向け プレゼンのコツ

私は職業がら人前で話す機会がめちゃくちゃ多いです。

ありがたい事に私のプレゼンは一定の評価を頂いてます。
しかし、最初から上手だったわけでなく、昔は人前で話すのが
苦痛で仕方ありませんでした。

私はどちらかと言うと日常会話ですらストレスを感じてしまい、
一人でいる方が好きなタイプです。

そんな私ですが、今こうして人前で話すことができる様になったのは
いくつかコツがあります。

今回の記事では、初心者の方が人前で話す時のコツを
いくつか紹介して行きます。

本などで紹介されてるやり方とは少し違います。
超がつくほどの初心者向けの内容になってますので
ご了承ください。


聞き手の方を向いて話すな


本によると効果的なプレゼンは聞き手の方を向いて話す事と
書いてますが、デビュー戦の人にそんな事できるわけありません。

勇気を持って聞き手の方を向いて話したら、
緊張して頭が真っ白になります。

初めての人は、スクリーンの方を向いて話しましょう。
慣れてきたら聞き手の方を向けば良いんです。


とにかくゆっくり話す


人前で話す時に一番注意するのが、話すスピードです。
慣れないと自分ではゆっくり話してるつもりでも、
周りからすると早口になってるケースをよく見ます。

頭の中のイメージより気持ちゆっくり話しましょう。
また意識的に話しの中に「間」を取るようにすると
グッと聞きやすくなりますよ。

プレゼンの達人はこの「間」の取り方が非常に巧みです。
重要なことを説明した後は聞き手に腹落ちさせる様に
意図的に長めの「間」を取ってます。


資料は簡潔に説明するが吉


資料を説明する時におちいりやすいのが
書いてる実績数値をだらだら読み上げてしまうことです。

数値は資料を見ればわかるのに、全て読み上げられると
聞いてる方が飽きてしまいます。

数値はポイントを説明するだけにとどめましょう
例えば「この実績の課題は売上です」と簡潔に説明した方が
聞き手も理解しやすいです。


前を向く時は顔を見るな


慣れてきたら聞き手に向かって話す様にしましょう。
でもまだ顔を見ちゃダメです。

顔を見てしまうと、自分に視線が集まってる事に気づき
一気に緊張してしまいます。

じゃあ、どこ見れば良いのかって?
それは「聞き手の頭のてっぺん」です。

それも、なるべく会場奥の方の人の頭の方が
良いです。

こうすると視線を感じにくくなりますので、
多少はリラックスして話すことができます。
慣れてきたら、じょじょに聞き手の顔を見るように
していきましょう。


こまめに時計を見る


少し高等テクニックです。
プレゼンは発表者毎に時間が割り当てられてますが、
慣れないと時間オーバーになりがちです。

説明内容のアジェンダを作ってるはずなので、
章の切り替わりの時に必ず室内の時計か、腕時計で経過時間を
確認しましょう。

持ち時間が押してる様なら、
残りの資料は巻いて話す必要があります。
可能であれば発表前に資料を整理して
どの資料を端折るかを決めておくと良いです。

余談ですが、
慣れてくると資料1枚あたりにどれだけ時間が掛かるかが
分かる様になってくるので、割り当て時間から資料が何枚必要か
パッと浮かぶ様になります(10分だと約15枚必要)


以上、初心者がプレゼンをする時のコツになります。

本当なら、資料の作り方にもこだわる必要があるのですが
今回は話し方にフォーカスを当てて説明しました。


初めての人が大勢の前で話すとき、最大のポイントは
「事故率」を下げることです。

要点が聞き手に伝われば合格点くらいで
考えておくと良いですよ。
デビュー戦で大失敗するとトラウマになりかねません。


まずは無事故で終われる様にして行きましょう。
小さな成功の積み上げによってプレゼンは上手に
なってきます。

それではまた〜

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