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常夏の達人【ひとり旅】


田舎の旅館あるある

温泉にいこう!となれば行き着く先はだいたい田舎。多くの人は、都会の喧騒から離れ非日常を求めに行くはず。本来それぞれの地方にそれぞれの特色があるはずだからそんなことはないと思うが、田舎の旅館にもあるあるは存在すると思う。

年季の入ったマリオカート
ブラウン管の太鼓の達人

どこかで時が止まったゲームコーナー。少なくともあたしは最新型のゲームコーナーを見たことがない。ついでに、ここに人が集まっているところも見たことがない。

大浴場に向かっていると、軽快な音楽につられてゲームコーナーに入っていた。もちろん誰もいねぇ。太鼓の達人から虚しく響く『夏祭り』。もう肌寒いのに、12月が11月に片足突っ込んでるのに、お構いなくこいつは年中この曲をヘビーローテーションする。

朝食バイキングが大好き

あたし、好きな食べ物があります。それはホテルや旅館の朝食バイキングです。どんなにチープでも、どんなに高級でも、あたしのテンションは爆上がりです。

納豆って本当においしいですよね

写真はほんの第一陣。このあと何度も新しいお皿を手に取り、さっきも食べたおかずをもう一度よそいます。

案の定食べすぎました。チェックアウトが12時で助かりました。あたしの旅行あるあるは、このあと昼食抜きになることです。

式年遷宮

伊勢神宮の内宮には何度も行ったことがあったが、そういえば外宮には行ったことがなかった。本来は外宮に行った後に内宮へ参るそうだが、ちょっとそこは大目に見ながら今回は外宮にだけお参り。

伊勢神宮には式年遷宮という、20年に一度社殿を新たにして神様に居場所を移していただくしきたりがある。木造建築であるお伊勢さんが今日まで続いてきた重要な伝統でもある。

現在の外宮
次の外宮を建てるためのスペース

日本の大体の文化財はいつ建てられたとか、築何年だとか、物理的な古さに着目されがち(当時そのままの姿を残す城と復元された城の扱いが違うように)だが、お伊勢さんに関しては古くても築20年ということになる。ここでは目に見えるものの価値でなく、精神そのものに皆が価値や畏敬の念を抱いている。だからお伊勢さんの空気感が大好き。

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