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コラム「あなたは目玉焼きになにをかけますか?」

こども家庭庁が所得が一定以下のひとり親や低所得世帯の高校3年生と中学3年生を対象に、大学受験や模擬試験にかかる費用の補助を始めることがわかった。家庭の経済状況にかかわらず、進学の機会を確保するのが狙いで、開始は2024年度の見通し。


一見すると良い行動にも見えますがこのやり方には穴が多い。
そのために不満が多く見られます。
家の所得が少ない家庭に与えられる、ということですがそれだと所得が多い家庭には何も恩恵がありません、そのため不平等だと思う人が出てきています。
それは当然のことといえるでしょう、稼ぎが多くても少なくても頑張って働いているという点については同じなのですから。
次に金額が五万円というところです、五万円という金額は国が出す金額としては多いと思われますが学生の試験や勉強の費用としてみたらあまりにも少ないために無いよりはましという感じになっているようです。
最後に進学の手助けをするやり方がお金を配るという点です。
補助金の時にもそうでしたが国がこういうことに使って欲しいと思ってお金を配っても、もらった国民の側からしてみたら自分の好きなように使ってもいいお金と考えて国の考え通りに使うとは限らないのです。
だからもし国が国民の、学生の手助けしたいのなら学生の試験や受験にかかる費用を免除、もしくは一部を国が負担して全額払わなくてもいいようにする、というようなやり方で「家庭の家計への負担を減らす」というようなやり方でもしないと大きな効果も無いし不満や反論も大きいでしょう。
今求められるのは平等さと確実性だと思います、その辺を政治家の方々には考えていって貰いたいと思います。
ではまた


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