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意外と知らない?web3用語を徹底解説!

いつも記事を読んでいただきありがとうございます!読者の方にはまだweb3初心者であるという方も多くいらっしゃると思いますが、web3/暗号資産界隈には独自の用語が多く存在して、混乱することがありますよね?

この界隈(特に投資コミュニティ)の結束は固く、これまでに多くの内輪用語が生まれてきているんです。ひとたび海外のweb3コミュニティ(Twitter, Discord等)をのぞいていただければ、web3用語の利用人口の多さに驚かれると思います。

今回は、その中でもメジャーなものをいくつかピックアップしてご紹介します!


HODL

= Hold On for Dear Lifeの略で、所持する暗号資産を売らずに持ち続けることを指します。価格が上がらない・下がっているトークンを売りたい欲をグッと堪えて、将来トークンの価値が上がるまで我慢しよう!という思いがこめられています。

初めて用いられた2013年以降ビットコインなどの暗号資産の価格が上昇するにつれて、長期的保有の重要さを表す単語として頻繁に使用されるようになりました。

FUD

= Fear, Uncertainty, and Doubtの略で、噂や根拠のないネガティブな憶測のことを指します。この界隈が非常にネガティブニュースに敏感な理由は、ちょっとした出来事によってユーザーの資産額が大幅に下がってしまう可能性が常に付きまとうからです。

例えば、誤った噂が火事のように広まることよってプロジェクトのトークン・NFT価格が下落してしまうことがあります。ただ、運営側の資産持ち逃げや完全なる詐欺プロジェクトなどもweb3の世界では珍しくないので、ユーザー側が半信半疑になるのも無理はないです。

DYOR

=Do Your Own Researchの略で、「他人から聞いた情報を鵜呑みにせず、自分で真偽を確かめろ」という教訓です。

間違った情報を信じて自分に被害が生じても、それは全て自己責任であるから入念に下調べをしましょう、という先人の教えがぎゅっと詰まった一言です。

WAGMI

= We’re All Gonna Make Itの略で、「俺たちはきっと、全員金持ちになる」という意味です。そもそもweb3プロジェクトに積極的に投資する方の中には一攫千金を狙っている人が多く、NFTやトークンを低値で買って価格が高騰するまで辛抱強く待ち続けます。

特に投機目的のコミュニティで頻繁に見かける単語で、表向きは「一丸となってみんなで一緒にお金持ちになろう、諦めるな!」というメッセージですが、見方を変えれば投機家の売り欲求を抑えるための言葉とも捉えることができます。

GM (gm)

= 最も頻出するweb3用語です、単純にGood Morningの略です(笑)。web3コミュニティの大半は、国も時間帯も異なる人が集まるオンラインコミュニティなので、テキストベースでの会話が主になります。

2文字で済む挨拶であるから面倒でないというメリットもある上、お互いがweb3の人間であることを確認する合言葉としての役割も果たしているように見えます。その起源は分かりませんが、「gm」と初対面の人が交わしたり、コミュニティに新しく入ってきた新参者がチャットで打ち込んだりすることは、ザ・web3文化として定着しています

このような用語が登場した背景は?

暗号資産の祖、ビットコインは先のリーマンショック(既存の金融体制への不安)を受けて考案・開発されました。その後、web3/暗号資産は徐々に既存金融システムを信用しない変わり者の投資家たちが集まる場所になったのです。

コロナ禍でリアルでの繋がりを失った若い人たちがweb3オンラインスペースにどっと流れ込んだことも相まって、この界隈のコミュニケーションは更に特殊化していったと考えられます。

web3界そのものが伝統的な金融システムに疑問を持った人がオンラインで集まって成長していった、独自の世界観で成り立っているコミュニティであるためこのような用語が生まれた、と結論づけられます。

是非機会があれば、これらの用語を使ってみて下さいね!

DeFimansでは、web3やブロックチェーンに関するご相談を承っております。ご依頼事項・お悩みのある方はぜひ下のホームページからご伝達ください!

(勉強会:北野、文:山田)

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