見出し画像

ホテルデザイン視察_part2

part1からの続編になります。

前回は下記のホテルを紹介しました。

  1. ヒルトンニセコビレッジ

  2. 坐忘林

  3. SHIGUCHI/SOMOZA

  4. KABA niseko


今回は下記のホテルを紹介します。

5.パークハイアット ニセコHANAZONO
6.ニセコ昆布温泉 鶴雅別荘 杢の抄
7.東山ニセコビレッジ リッツ・カールトン・リザーブ
8.SETSU NISEKO


5・パークハイアット ニセコHANAZONO

2020年1月開業した北海道・ニセコの名峰・羊蹄山とニセコアンヌプリの壮大なランドスケープを一望する最高のロケーションに誕生したラグジュアリー・マウンテンリゾートです。息を飲む自然景観と調和するコンテンポラリーデザインの空間、館内の随所にちりばめられた上質なアート、バラエティー豊かなダイニングで味わえる美食の数々など、優美な輝きに満ちあふれるひとときを演出します。
美しい自然に囲まれ、自然に溶け込み景色を美しく見させてくれるような、色味を抑えた落ち着きのある空間となっています。
2022年12月にタイ・バンコクで開催された「PropertyGuru Asia Property Awards 2022」にて、最優秀リゾート開発部門(Best Integrated Resort Development)金賞を受賞しています。
2022年の公益社団法人日本インテリアデザイナー協会 選考事業インテリアスペース部門にてチャペルが入選を果たしています。
プライベートチャペル(84平米)は日建設計によるデザインです。ニセコの壮大な自然に囲まれ、施設両サイドのガラスは開閉可能。開放感があり木の温もりとやわらかな自然光に満ち溢れる空間を演出しています。

プライベートチャペル

6・ニセコ昆布温泉 鶴雅別荘 杢の抄

2013年開業の北海道ニセコ町 羊蹄山のふもとに佇む奥ニセコ昆布温泉の
一角で隠れ家のような大人の空間の温泉旅館です。
ニセコ近くの昆布温泉は、蘭越町(らんこしちょう)にあり、ニセコ温泉郷のひとつです。蘭越町は、アイヌ語の「ランコ・ウシ」が訛ったもので、「桂の木の多い所」という意味だそうです。この昆布温泉は、美人の湯として有名で温泉地として栄えたところです。しかし、ニセコの中心地とは異なり、さらに山深く海外のスキー客で賑わうような地域ではありません。昆布温泉の由来の一つにアイヌ人が山道に迷わないように昆布を木に縛り付けて目印にしたという話があります。
総合プランニング/コンセプトワーク/ロゴデザイン/内装・意匠設計 /サインデザインは株式会社イエローデータ 岡部 泉氏
https://www.mokunosho.com/


7・東山ニセコビレッジ リッツ・カールトン・リザーブ

2020年12月開業の世界5軒目となるリッツ・カールトン・リザーブ“世界の隠れたエキゾチックな聖地を楽しむ人のための特別な場所”をコンセプトに展開する、リッツ・カールトン最上級ブランド「リッツ・カールトン・リザーブ」。
東山ニセコビレッジ・リッツ・カールトン・リザーブは、いま世界から注目されるリゾートホテル。
世界的旅行雑誌「トラベル+レジャー」誌が発表した世界で最も素晴らしい新しいホテル“Travel + Leisure’s It List 2021”の一つに選出。米「TIME」誌が発表した世界の一度は旅したい憧れの100デスティネーションにスポットライトを当てた“World Greatest Places 2021”の一つにも選ばれました。

日本古来の「花鳥風月」をコンセプトに据えたリゾートホテルで、羊蹄山とニセコアンヌプリの雄大な自然に抱かれたロケーションは、日常の喧噪から離れて過ごす大人のラグジュアリーリゾートホテルです。
館内は、天然の大理石や香り豊かなスギの木材、御影石など、随所に自然素材を取り入れた洗練されたラグジュアリー空間。
・建築:清水建設
・インテリアデザイン:Duoz(マレーシア)
・ライティングデザイン:Kaori Endo Lighting Design

Lobby(ロビー)
うめラウンジ (Ume Lounge)
日本食を味わえるレストラン『寿司 なぎ』

8・SETSU NISEKO

2022年8月開業。
シンガポールにおける高級レジデンス開発の第一人者であるSC Global社が
ニセコで手掛ける初のホテルコンドミニアム「雪 ニセコ」
W Architect、Atelier Ikebuchi、久米設計、フィールドフォーデザインのチームによる、周囲の自然と日本の伝統的家屋の特徴を取り入れた建築設計
雪ニセコは、ニセコで見られる通常の建築から根本的に逸脱したスタイルをとっているそうで敷地を囲うように建物を配置し、その中央に空を望む開放的な中庭を造るという清々しさを感じさせるコンセプトを展開。
外側に向けて広くパノラマを確保し、内側に緻密な中庭の景色を望むという対照的な性質を各客室に最大限に反映しています。雪ニセコは素晴らしい2つの山々に囲まれ、その建物の形状はグランヒラフのエリア内でも卓越した存在感を持っています。

外観
中庭
ロビー
フロント

今回も4つのホテルのレポートとなります。
次回がpart_3で最後になります。次回も楽しみにお待ちください!

To be continued.


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?