しかくん@田舎暮らしのファイナンシャルプランナー

田舎暮らしのファイナンシャルプランナーです。 みなさんの『お金の不安なく、安心して生活…

しかくん@田舎暮らしのファイナンシャルプランナー

田舎暮らしのファイナンシャルプランナーです。 みなさんの『お金の不安なく、安心して生活したい』を実現するための方法をご提案します。 資格 CFP(日本FP協会会員)・1級ファイナンシャル・プランニング技能士・宅地建物取引士・相続アドバイザー2級・年金アドバイザー3級

最近の記事

相談『独身女性がマンションを購入するのってどう思いますか?』

ファイナンシャルプランナーには、お金の相談が寄せられるが、その中でも多いのが家・マンションの購入についての相談だ。  最近増えてきたのが30代後半から40代女性の方からの『独身女性がマンションを購入するのってどう思いますか?』という相談だ。  私は、『結婚しないなら買っても大丈夫』と答えている。  結婚したいのであれば、相手がどのような職業なのか。  転勤族なのか、転勤のない職場なのか。  結婚してどこに住むことになるのかがわからない状況でマンションを買うことはオス

    • 高額療養費制度があるので「がん保険」は不要?

         がん保険の必要性についてはファイナンシャルプランナーによって考え方が違う。最近はNISAのブームにより保険よりも投資や貯金を優先する考え方が優勢のようだ。  がん保険は不要と唱えているファイナンシャルプランナーの裏付けになっているのが、高額療養費制度の存在だ。  所得によって負担額が異なるが、毎月一定額以上の医療が免除される制度で、この制度を利用すれば、いざ癌になっても貯金さえあれば、支払えるとの理由からがん保険は不要という考え方だ。  すでに貯金がある人は良いとし

      • 『50:30:20』家計の黄金比率は気にしなくていい

         ファイナンシャルプランナーへの相談で多いのは、家計の見直しです。  『理想の家計簿』ってどんな比率にすれば良いのでしょうか?  家計の黄金比率と呼ばれるものがあります。     その比率は「50:30:20」  「50(固定費):30(娯楽費):20(貯蓄)」と割り振るだけのとてもシンプルなものです。  50%の固定費の中には、家賃・水道光熱費・通信費・食費などが入ります。  30%の娯楽費には、外食費・趣味・お小遣などが入ります。  20%の貯蓄には、貯蓄が入ります。

        • FIREより生涯現役が幸せ

           最近FIREが注目され、FIREを目指して投資している人が増えて来た。  FIREとは、『Financial Independence Retire Early』の頭文字で『経済的に自立して早期退職しよう』ということ。  FIREの基準として、年間支出の25倍という数字が示されている。  年間の出費が400万円なら1億円でFIREになれる。  もちろん単純計算なら毎年400万円つづ支出すれば25年で0になるので、100歳まで生きるなら75歳でしかFIREできない。

        相談『独身女性がマンションを購入するのってどう思いますか?』

          まずは貯金の習慣を身につける

           お金の不安を和らげるためには、貯金の習慣を身につけることが重要です。 20代・30代から老後の心配をする必要はありません。目的を持って貯金する習慣が身につけば、不要な借金をすることなくお金の不安を和らげることができます。 老後資金は、50代からでも大丈夫  お金の不安を感じている方の多くが老後資金が心配という話をされます。まだ20代の人でも老後資金の心配をしている人がいます。20代・30代は、老後の心配をするには早すぎます。もっと楽しいことにお金を使ってください。できれ

          NISAには金融資産の何割を投資すべきか?

           2024年新NISAがスタートし、NISAへの関心が高まっている。YouTubu等でもおすすめの投資信託を紹介するものも多数投稿されている。  最近の株価の上昇もあり、NISAは儲かると考えている人が多いのではないでしょうか。  初めてNISAを始める方に、まず言っておかなければならないのは、NISAは投資であるということです。損することもあるということを決して忘れないでください。 NISAに投資したお金を10年以上引き出さない自信はあるか?  NISAを始める前に、ま

          NISAには金融資産の何割を投資すべきか?

          貯金ゼロからの節約術

           世の中には、節約術があふれている。 『節約で1,000万円できた。』という記事を見て、自分もやって見ようと思った人も多いだろう。  この記事を見ている人は、節約術に失敗した人か、節約が大好きな人のはずだ。 一つの出費に集中する  家計の見直しの際にファイナンシャルプランナーがお願いすることが家計簿をつけること。     節約術の基本はなんと言っても家計簿だ。 家計簿を見れば無駄な出費が明らかになる。  しかし、ここでは、貯金ゼロの人に向けて記事を書いている。  まず

          老後資金準備はNISAを活用しよう

           老後資金に不安を抱えている人は多いでしょう。「2,000万円が必要なんでしょ?」  私は、ファイナンシャルプランナーとして『収入以内で生活する』『収入に合わせて生活を変える』を提唱しています。これができれば、老後資金に2,000万円も用意する必要はないと考えています。  それでも、老後資金を準備したいという方には、2024年から非課税枠が拡大したNISAをオススメします。 NISAを始める前に  NISAを始める前に確認したいことがあります。  今、借金はないですか?

          新NISA枠1,800万円は何年で投資するべき?

           2024年NISAの枠が大幅に拡大して、1人1,800万円利用することが可能になった。年間360万円最短5年で1,800万円の枠を埋めることができる。  5年でNISA枠を使い切るのが最良の策なのか? 新NISAの勘違い  新NISAは、つみたて投資枠年間120万円、成長投資枠年間240万円、総額1,800万円。  つみたて投資枠は600万円、成長投資枠は1,200万円。と勘違いしている人が多い。  成長投資枠には1,200万円という制限があるが、つみたて投資枠には60

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          住宅ローン返済とNISAどちらを優先すべき?

          住宅ローン返済とNISAどちらを優先すべき?  住宅ローンの金利よりも、NISAの利益の方が高くなるので、住宅ローンの返済より、NISAを優先した方が良いという考えの人もいるでしょう。  確かにそのような意見があってもおかしくはないのですが、私は、住宅ローンの返済を優先すべきだと考えています。  その理由は、住宅ローンは、確実に返済しなければいけない借金ですが、NISAの利益は、過去何十年かの結果が住宅ローンの金利を上回っているということであって、今後も確実にそうなるとは限

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          持ち家派と賃貸派の議論の中で、私が1番気になっていること

          持ち家派か賃貸派かどちらを選ぶのが良いのか? ファイナンシャルプランナーが、良く相談される内容です。 そんな中で、私が気になっていることは、賃貸住宅の「高齢者相談」の文字。 大家さんもボランティアではないので、責めるわけにはいかないのですが、高齢者社会の中で、賃貸派に明るい未来があるのかが気になっています。 持ち家のメリット 持ち家のメリットは、資産価値。リフォームの自由度。などでしょう。 賃貸は、家賃を払い続けても資産として残りません。住宅ローンを払い終われば、資産とし

          持ち家派と賃貸派の議論の中で、私が1番気になっていること

          貯金ゼロなら欲をコントロールする

          貯金ができないと悩んでいる人は多い。貯金ができない原因は、欲をコントロールできていないからです。欲のない人はいません。 欲は決して悪いものではなく、人を成長させる原動力でもあります。 しかし、貯金ゼロなら欲をコントロールする習慣を手に入れましょう。 欲を刺激するもの 世の中は、あなたの欲を毎日刺激して来ます。 コンビニのスイーツが。 通販番組の家電が、サプリが、健康器具が。 Amazonを開けば、あなたにおすすめの商品が表示されます。 SNSにも、あなたの欲を刺激する広告

          貯金できない人は、デビットカードを利用しよう

          皆さんの「お金の不安なく、安心して生活したい」のために、 「収入以内で生活する」「収入に合わせて生活を変える」を提唱しています。 クレジットカードをデビットカードに変える 貯金ができない理由の一つは、クレジットカードの利用が考えられます。ネット通販での購入にクレジットカードを利用している人は多いでしょう。支払明細が来てビックリ!『こんなに払えない。リボ払いしよう。』と安易にリボ払いを利用している人も多くいます。リボ払いを一度利用するとなかなか抜け出せなくなります。その間に

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          貯金ゼロから100万円を計画的に貯金できたらお金の不安から解放される方法が手に入る

          皆さんの「お金の不安なく、安心して生活したい」のために、 「収入以内で生活する」「収入に合わせて生活を変える」を提唱しています。 貯金ゼロから100万円を計画的に貯金する方法 なかなか貯金ができないという悩みを持たれている方は多いと思います。 「もっと収入を増やさないと」 「保険を見直さないと」 そう考えてはいるけど、何も行動できないままという方が多いと思います。 そういった方へ解決策をご提案します。 まずはお金を3つの箱に入れる 貯金できない理由は、お金をひとまとめ

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          ファイナンシャルプランナーおすすめ「貯金に名前をつける貯蓄法」

          多くの方が貯金が増えないことを悩んでいるのでは、ないでしょうか。 ファイナンシャルプランナーがおすすめする貯蓄法をご紹介します。 なぜ貯金できないのか 貯金できない理由には、 そもそも貯金していない人。 貯金はしているが、使ってしまう人。 さまざまな理由が考えられます。 貯金をされている方についても、「何かあった時のために」と目的がはっきりしていないことがほとんどでしょう。 まずは、貯金する目的をきめる。 目的を決めたら、目的以外の理由で、貯金を使わない。これができれば、

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          ファイナンシャルプランナーが考える「NISAを始めるべきではない人」

          皆さんの「お金の不安なく、安心して生活したい」のために、 「収入以内で生活する」「収入に合わせて生活を変える」を提唱しています。 NISAを始めるべきでない人 最近ご相談が多いのがNISAです。2024年からNISAが新しくなり、NISAをすすめる記事が多くなっています。 NISAは、余裕資金がある人は、ぜひ始めるべきだと私も考えています。 しかし、始めるべきではない人もいます。 それは、 ①現在、リボ払いをしている。  あるいは、車や家電等のローンがある人。 ②住宅ロー

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