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開発した新建築材料で棚を工作してみました(後編)~ハリボテ+ダンボールでDIY革命〜

 前回は棚を作るため、まずはダンボール製ハリボテ用新建築材料「ハリボール」の骨組み材の組み立て作業を行いました。

ではいよいよ、組み立て済みの材料を使用して、実際に棚を作っていきます。作り方を解説です。


1、道具の準備
今回使うものは以下の通り

はりぼて棚の製作レシピ

1.道具の準備

今回使うものは以下の通り。

のこぎり・・・骨組み切断用。
カッター・・・材料類切断と細部の加工用
切断用直定規・・・カッターで真っすぐ安全に板を切断するときのガイド
カッターマット・・・切断時に床などをキズつけないように。
その他定規類・・・スケール、定規、さしがねなど、製作時の採寸用。
えんぴつ・・・採寸時に印をつけたりします。
木工ボンド液体のり・・・各種接着用
ガムテープ・・・各種接着用
グルーガン・・・接着用。すごく便利!


なんやかんやこんなものがあると便利です。

2.採寸して切断

 スケールなどで長さを取り、鉛筆で印をつけます。固い骨組み材はノコギリで、その他の材料はカッターやハサミなどで切断していきます。

スパっと切断。固いのでノコギリで。

3.組立て

 補強材や下地材も組み合わせながら、接着剤とガムテープか、グルーガンで組立てていく。

アングル補強材や下地材をグルーガンで接着した様子。

4.骨組み完成後、面材の貼り付け

こんな感じで下地するとかなりの強度が出ます。20Kg程度なら楽々耐えます。

5.完成

 こんな感じで完成です。家具職人の作り方を応用して天板面の強度を引き出しました。今回はこのような作りにしましたが、これに背板と側板を板材で貼れば更に丈夫になります。張りぼてというより、工作という感じになりました。段ボール工作のクオリティーからははみ出してしまいました(笑)

振れること以外は完璧!面材をぐるり貼れば更に振れなくなり強度UP!!

終わりに

 いかがでしたでしょうか。今回は家具職人の技術を応用して棚を作ってみましたが、本来はここまで細かく下地を入れなくても強度は十分に持ちます。
 次回はハリボテらしく、ハリボールを使った壁作りをやっていきます。今後ともご期待ください。最後までお読みいただきありがとうございました.

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ディアデザイン  代表:鹿内 浩樹

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