副業大工さんを増やすプロジェクト
大工職人の減少と反比例するようにDIYをやる人は年々増えています。自宅の修繕改修を自力でやってくれる、職人不足で苦しい現場側のプロの大工職人としては本当にありがたい話です。どんな形であれ多くの人の住環境が良くなっていくことは町の大工として本望。もっともっとDIYに挑戦する人が増えればいいと切に思っています。
やります!ここから!
1.セミプロ大工を増やしたい!新プロジェクト始動!!
日本社会も貧しくなり、副業が必須となる時代が来ました。大工が不足する今、昔から地域の大工さんが担ってきた、地域の家屋の維持管理修繕の業務… 職人不足な今、ぜひとも技術力のある副業大工さん「セミプロ大工」に担ってもらえるようになれば、みんなの暮らしがハッピーになるのではないかと考えました。DIYが好きで、手先が器用で、副業をしたい…そんなあなたにはセミプロ大工になる素質があります!!”稼げる副業大工「セミプロ大工」として、自分の熱量の範囲内で、ぜひ技術知識を磨いてみませんか?
2.セミプロ大工さんをサポートする事業を始めることにしました。
僕は建築現場でこの道15年以上、大工としてもすでにベテランの部類に入ります。まったく実感ないですが(笑) その最中、技能訓練指導員・一級大工技能士・二級建築士などを取り、自営業として経営も経験し、僕の中での技術と知識バックアップはできました。
更に、町の大工として建築現場やお客さんと接するなかで見えてきた課題もあります。
3.副業として他人の住宅の工事をする課題
副業大工として仕事をする課題は以下のようなものがあります
・お客様からの技術的信用・・・不動産所有物に手を加えるので、技術の信用が大事なのだが、証明できない
・収益の仕組み・・・建築業界は積算関係が独特でわかりにくい、料金基準も曖昧
・仕入れ先の問題・・・取引経験の無い人には材料を売らない日本の卸問屋の慣行が障壁となる
・自身の技量の把握・・・建築は状況に応じて新しいことの連続であるため、自身の技量でどこまでこなせるかという技術的自信を持つこと
・何か困ったときのバックアップ・・・プロには同業者各自に独自のネットワークがあるので知識的にも労務的にも助けてもらえるが、それがない
セミプロ大工のセーフティーネット作る!
1.どうやってセミプロ大工さんを支えるか
具体的な形は走りながら進めていきますが、インターネット上でネットワークを創ったり、知識を共有するのがいいのではないかと思っています。
具体的には、ウェブサイトを作って情報発信・各人の建築知識の共有・ECなどで手軽に仕入れできるようにする、、、などが思い浮かんでいます。
ウェブサイトを早速始めました。”副業大工のすゝめ”と題して、ディアデザイン建築工事研究所が研究成果を発信するという形式でお送りしていきます。ぜひご覧ください。
noteにおいてはマガジンでDIYとして素晴らしい作品を集めて、”建築知識の共有”として運営していこうと思っています。
マガジンに追加された方、記事の借用ご協力お願いするとともに、ぜひ副業として「セミプロ大工」にご興味をお持ちいただければと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ディアデザイン
代表 鹿内 浩樹