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DeepX、noteはじめます!

「あらゆる機械を自動化し、世界の生産現場を革新する」
DeepXは、このミッションを掲げて活動している会社です。

はじめまして。DeepXは東京大学 松尾研究室発のスタートアップです。私たちは、AI技術をベースとした多様な技術を活用して、従来は自動化が難しかった領域の機械を自動化し、生産現場を革新していくことを目指しています。
こちらのnoteでは、以下のトピックを中心に、これから定期的な発信をしていこうと思います。
・メンバーのインタビュー
・事業内容について
・社内でのイベントに関して

皆様、よろしくお願いいたします!

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さて、冒頭に書いた私たちのミッション「生産現場の革新」という言葉を聞いても、どのような仕事をしているのか、イメージがつかない方もいらっしゃるかもしれません。いや、おそらくイメージできない方のほうが多いですよね(笑)。
そこで今回、初投稿のこの記事では「私たちがどんな問題意識を持っていて、実際にどんなことに取り組んでいるのか」「なぜこのnoteを始めたのか」について、まずはお伝えしていきます!

DeepXが生産現場の自動化で起こしたい”革新”とは?

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日本の高度経済成長は生産現場と共にありました。農業・工業・サービス業などあらゆる業界において、世界に誇れる高い生産力を保ってきた歴史は皆さんもご存知かと思います。

しかし今、その日本の生産現場で、少子高齢化のあおりを受けて、さまざまな問題が新たに生まれています。若い後継者不足による、労働者の高齢化(老骨に鞭打って働かれている方がたくさんいらっしゃるのです……)。数値化されていない高度なスキルを伝承できないまま、技術者が引退してしまうことによる、独自技術の消失。

こういった問題は今後10年20年でより深刻化していくと言われています。2020年現在は何とか持ちこたえている産業であっても、このままの状況が続いた数十年後には、生産力が劇的に低下してしまっている可能性は決して低くありません。

また、多くの生産現場が抱える課題として、「働く人の献身的な労働によって支えられている」現状があります。

生産現場の中には、15分いるだけで汗だくになってしまう現場や、長時間同じ姿勢を取りながら単調な作業をしている現場、一歩間違えると命の危険がある現場など、人間が長時間働く際に大きなリスクを伴う現場も珍しくありません。

DeepXの考える「革新」とは、これまでの生産機械技術だけでは実現できなかった「働き手不足による生産力低下」や「重労働・危険な労働が残ってしまっている生産現場の問題」を、AIを活用した機械の自動化という新しい手段によって解決していくことなのです。

DeepXが世の中に提示した”革新”の事例

現在既に取り組んでいるプロジェクトとして、油圧ショベルの無人自動操縦や、パスタの盛り付け作業の自動化などがあります。

<油圧ショベルの自動化について>
このプロジェクトはスタート時から業界で大きな注目を集めてきました。建設業界では、建設機械を正確に速く動かす技術を持つ人が、高齢のため引退してしまうなど、働き手不足の問題が深刻化しています。また、建設現場には事故などの危険も付き物です。

そんな建設業界において、代表的な重機である油圧ショベルの操縦の自動化は、これらの諸問題を解決するための重要な要素なのです。
(参考記事:https://www.deepx.co.jp/works/fujita/https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/18/00049/00021/

<パスタ盛り付け作業の自動化について>
食品製造業界も、深刻な労働力不足の問題を抱えています。製造ラインのさまざまな作業はある程度自動化されてはいるのですが、パスタのような、形状が定まっておらず、柔らかく、粘性がある(一部のパスタを持ち上げると、その他のパスタもくっついてしまうのです!)物体を機械が定量に盛り付ける作業は、最も自動化が難しい部分。人手に頼らざるを得ないのが現状です。

私たちは、AI技術を活用することで、この難易度の高いパスタ盛り付け作業の自動化に挑んでいます。食品製造業界の働き手不足問題解決につながっていくものといえるでしょう。
(参考記事:https://www.deepx.co.jp/works/ishida/https://newswitch.jp/p/24173

その他にも、建設業界や食品業界の企業と協働した現場の自動化プロジェクトが進行中です。

創業者である那須野が、こうしたプロジェクトに取り組む背景や掲げているミッション、未来への熱い思いを以下の記事で投稿しているので、こちらも是非ご覧ください。
https://note.com/kaorunasuno/n/nf005a7a2ef15

どんな人が働いていて、どんな文化がある会社?

那須野が掲げるミッションに共感し、2016年の創業以来、DeepXには優秀なメンバーが次々に集まってきています。2020年11月現在では、合計で約20名のフルタイムメンバーが在籍中です。

当社の働く環境やカルチャーには、以下のような特徴があります。
・エンジニアポジションが一番多く、メンバーの約8割がエンジニア
・そのエンジニアの約3割が海外出身
・バックグラウンドが多種多様(アカデミア出身の人もいれば、日本の機械メーカーに長く勤務していた人もいます)
・上意下達ではなく、フラットな関係性
・合理的にやるべきことを決めていき、オープンマインドで互いに協力しあい、切磋琢磨していく文化

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自画自賛になってしまいますが、ミッション達成に向けて、高い熱量をもって仕事に取り組む、困難に負けないタフなメンバーが揃っている会社だと思っています。

素晴らしいメンバーのことや会社の文化については、この記事だけではまだまだ書き足りないことばかりです。今後、こちらのnoteの中で更新するインタビュー記事などでより詳しく紹介していく予定ですので、今後の記事も是非、ご覧ください!

どうして今、noteを立ち上げるのか?

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DeepXは創業以来、機械自動化に関する開発に取り組んできました。しかし、社内のメンバーにフォーカスを当てた記事などはあまり出してきておらず、"人"の顔が想像しづらいため、

「なんか凄そうだけどよくわからない会社」
「社外からエンジニアの働き方が見えない」

と言われることが多かったのです……。

DeepXで働くことの魅力が伝わっていないために、DeepXにフィットする価値観やスキルを持った素敵な方々と出会う機会を失ってしまっているということに気がつき、そうした状況を変えていきたい、と思いました。

そこで、こちらのnoteを通じて、DeepXのエンジニアたちが取り組んでいる仕事や働く環境についての情報をどんどん公開することにしました!noteでの情報発信を通して、DeepXの目指す世界観に共感してくれる方や、DeepXのカルチャーとマッチする方と一緒に働ける機会を増やせたら、非常に嬉しいです。

それでは皆様、これからどうぞよろしくお願いします!

お知らせ

現在DeepXでは採用を積極的に行っています!

DeepXであらゆる機械の自動化を目指すエンジニア募集

DeepXで機械自動化プロジェクトをマネジメントするPM募集

DeepXで生産現場の課題解決を推進する事業開発マネージャー募集

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