見出し画像

開かれた扉5妊娠

妊娠、「生理こない、妊娠してたらどうしよう…」不安の塊のAにBは「検査薬買ってやってみるしかないよ、」といい、一緒に買いに行ってくれもせず、、、。(Bは結婚したいから、妊娠もありと歓迎ムードなのか?それにしてはそっけない。)Bと、ファミレスに行き、トイレで検査。

陽性。にもかかわらず少し出血していた。

Bに伝えた、Bは「病に行こう。」病院探しはしてくれた、Bの友達から、良いと聞いている総合病院、初めての産婦人科に、二人で行った。

産婦人科の検査で何をされるか想像もつかなかったAはジーパンで、行った。名前を呼ばれると
看護師に連れられ、ここでした全部脱いで椅子に上がるように言われた。(えっ!下全部?パンツも?)思わず「パンツもですか?」看護師は首を立てに振り、早くして、と言わんばかりの顔をしてきた。(怖い、怖いどうしよう。)看護師に言われたように下を全部丸出しにして診察台という椅子に座った、男の先生が、来て両膝を思いっきり開いて、エコーなる医療機器を突っ込んだ。

(痛い痛い)「妊娠4週かな、服を着たら、こっち来てね」(妊娠している、私の身体に、新しい命があるんだ。この感覚と、不安な気持ちの板挟みはかなり痛かった)先生のところへ行く前に、急いでBを連れてきて、先生の部屋へ入った。先生に「誰?」Bは「結婚はまだですが、いずれする者です」先生は説明を始めた、「妊娠4週で、出血続いてるよね、双子だったよ、一人だめになっちゃってるけど一人は元気、結婚してないなら、産むの?産まないの?」Bは回答をAさせるとばかりにAの顔を見た。AはこのBの対応に一瞬にして膨大な不安を感じたが、2つの命の一つが駄目と言われた悲しみから、本能のままに「産みます。」と答えた。

病院を後にした、Aの不安は消えない、むしろもっと早くに病院へ行けば双子として産めたのではないかと自分を責めた。Bはあっけらかんとして「結婚しよう。」A「このこと、私の親に話す時一緒に来てよ。」Bは「それは、まずAから言ってよ。そのほうが絶対いいよ。」AはBへの不信感と、一人の命を守らなければいけないという
、言葉では説明ができない、気持ちを味わって、苦しい、けど、そう思ったらお腹の子に良くない、これの繰り返し。Bには、何回か一緒に両親に話してほしいといったが、わけのわからぬ身勝手な言い訳で、まずは娘から話すのがいいんだと。


Aは一人で母親に話すことにした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?