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Xジェンダー不定性 青年期3 恋2
青年期シリーズ第3弾です
先の記事でも恋愛について書きましたが、本記事ではまた別の恋愛について綴ります
大学に進級すると、新たな恋人ができました
相手は女の子です
義務教育時代からの友人でした
数少ない少年漫画友達であり、いつしかお互いに恋愛対象として意識するようになったのでした
ところが、自分は初めは彼女役にさせられそうになっていたので、なんとか彼氏役にさせてもらったのでした
ところが、やはり女性の気持ちの日もあるため、「自分で自分を演ずる」日も出てきてしまい、また、もともと他校同士の恋愛だったため、自然とギクシャクして疎遠にもなってしまったのでした
成人式に一緒に行く約束をしていたものの、相手が忘れてしまっており、それからはさらに疎遠になりました(結局、高校時代の友人と急いで行く約束をさせてもらって、数人で行きました)
それからしばらくして彼女に連絡をとったところ、なんとなく相手が気をつかってくれてはいるものの、たぶんこの恋は賞味期限切れなんだなと勘づいてしまい、そこから心のバランスを一気に崩してまいました
医師からは不安神経症と言われ頓服薬を処方されましたが、それだけ彼女を失うことが辛かったのかと思うと、今でも切ない気持ちになります(現在は完全に過去の思い出となっており、すっかり寛解しております)
ちなみに、「自分で自分を演ずる」ことについては、高校の彼氏に対しても同じであり、心が男性の日にも女性を演じなければならない日は苦痛だったのも何となく覚えています(それも別れる要因の一つになりました)
ちなみに、元カノだけでなく大学時代にできた友人にも「もしかすると性同一性障害かもしれない」と何人かに話したのですが、そのうちの1人が他の友人を唆してある出来事に見舞われました……
それは、あるフィールドワークの時間に、自分を挟んで二人の友人が腕に絡みついてきたのですが、明らかにこちらの表情を両方から見ているのです
(※以下、不快な表現を含むかもしれないので、嫌な方は早めにブラウザバックされてください)
1人の友人(右側)はいわゆる巨乳で、もう1人(左側)は貧乳でした
その2人が、自分の腕にぎゅうぎゅうと絡みついてくるのです
自分は、彼女達の意図はなんとなく察しながらも「え、どうしたの」と言うしかなく、しばらく3人で歩きました
結局、自分は顔色を変えずただ困っていただけ(を装っていた)だったので、しばらくして右側にいた友人は少し不服そうな顔で離れていきました
そして、この出来事を思い出す度に、本当はセクシャルマイノリティとして、からかわれたことに対して傷つかなければならないのでしょうが、この時のことを思い出すと、いつも右側にいた友人の「感触」をリアルに思い出そうとする自分がいるのです
そのたびに、「ああ、俺ってやっぱり『そういうこと』なんだな……」と思い、そのことに少し傷つくことがあります
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