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池森雄也
2021年3月4日 00:07
この作品は過去に書き上げた長編恋愛小説です。耳に力を込める。奈美が歌い出す。激しい曲だ。ロックでもかなりコアだ。マニアックすぎる。奈美の違う一面を垣間見た気分だ。でも、可愛くてたまらない。楽しい気分に心は躍動する。歌っているときの奈美は一点集中だ。おそらく僕の姿も、部屋に飾られた風景画も、テーブルの上の焼きそばとドリンクも存在していないのだろう。最初から最後まで同じ状態