見出し画像

[詩]夜空とは、夜と眠れぬ珈琲か

良い朝とは暫く会ってないと思う
 Good morning!
良い夜とはよく会うんだけれど
 おやすみ

それは例えば今日だとか

なんだか暗くて寂しくて
どこか冷たくてあかるくて
こっちを見てて
それで 胡乱げで
        「こっちを見てて!」
とかは言わなくて

抱き締めるようで空を切る
その腕は俺であって
私たちみたいだね

さあまた日が昇る
日が昇る
月は舞台から傍へと降りる

便宜上の朝に飲む珈琲に
月の裏側と影を見る
星の映らぬ夜空を思う

良い夜とはよく会うんだけれど
おやすみ
良い夜はまた去るけれど
おやすみ





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?