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せっかく中学受験したのに不登校(2) 〜いまどきの学校は理解があるらしい〜
2022年 夏休みの終わりとともに始まった我が子の不登校。
でもいまどきは一昔前とは違い、不登校はもう珍しくないのかも?
いまどきの中1娘、いまどきの母(私)、そしていまどきの学校。
私に多くの気付きを与えてくれる娘の不登校が、現在進行中です。
先が見えずに夫婦で混乱
娘の不登校に対し、どう対応するかで意見が分かれた私たち夫婦。
力ずくで娘を動かそうとする夫に対し、娘のペースを尊重したい私。
どちらが正しいかなんて、夫婦二人だけで話し合っても埒が開くはずもありません。
夫から怒りをぶつけられ続け、私も精神的にすっかり参った頃、担任の先生と面談できることになりました。
担任の先生の言葉で救われて
やっとの思いでたどり着いた担任の先生との面談。
でも、私はまだ不安でした。
娘を登校させることについて、夫からの圧力だけでも私は相当まいっているのに、もし学校からも圧力をかけられたら…。
夫と学校、両方の圧力から娘を守らなければと思うと、私は恐ろしくなりました。
しかし、担任の先生の言葉は私の予想をはるかに超える寛大なものでした。
「本人が自分で『このままじゃダメだ』と気付くまで休ませてください。」
激しい受験勉強をしてきた子は、入学してから勉強が手につかなくなることがあるとのこと。
いくら休んでも良いとのお墨付きを先生からもらって、娘はとても楽になったに違いありません。
私も、学校から圧力を受けずに済んだだけでなく、担任の先生の言葉を夫に伝えることで夫からの圧力をかわせるようになりました。
頑張り続けた末の「燃え尽き症候群」
担任の先生に言われたことを一言で表現すると、娘は「燃え尽き症候群」ということになりそうです。
思い返せば、娘は小学6年生の時にも受験勉強がまったくできなくなった時期がありました。
塾の宿題も学校の宿題も完璧にこなさなければと頑張り続けた結果、心が折れてしまったようです。
その時は受験直前に何とか持ち直し
「今だけ頑張れば楽しい学校生活が待ってるから!」
と猛勉強させて合格することができたのですが、入学後に待っていたのは沢山の勉強と課題の日々。
そして夏休みの宿題がとどめを刺したのでしょう。
燃え尽き症候群にはこれといった対処法は無く、本人の心の回復を待つしかないそう。
今はゆっくり待つ時、ということですね。
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