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子どもが親に暴言や文句をなぜ言うか

この記事は、反抗期に入ったお子さんをお持ちの保護者向けの内容です。

保護者の方から
「自分の事は棚に上げて、親に文句が多くなった」
「反抗期でだんだん言うことを聞かなくなってきた」

などのご相談をいただく事も多いです。

《その時の子どもの心理状態》

保護者にもよると思いますが、「今やろうと思っていた」「お母さんに言われたからやる気がなくなった」などと言われたらイライラしますよね?

色々約束を決めても、努力をしなかったりスマホばっかり…
そんな状況がなぜ起こってしまうか考えてみましょう。

1、体の変化と心のギャップ
思春期のお子さんが体と心のアンバランスさに戸惑い、様々な不安やストレスを抱えています。
そのストレスやイライラをぶつけている状態です。

2、大人であり子ども
ある時は「もう子どもじゃないんだから」と言われたり、「まだ子どもなんだからそんな事をしてはいけない」などと言われてしまいます。
本人もまだまだ親に甘えたい部分もありながら、自立した1人の人間として認めて欲しい部分もあります。
どうしていいのか分からない状況です。

一概には言えませんが、反抗的な態度や行動は、1つの理由ばかりとは言い切れません。
不安・ストレス・不満・矛盾・自己主張など様々です。

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《男女による違い》

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[男の子]
・暴言や破壊(物に当たる)行動
※特に母親へ多くの風当たりが強い
・壁や机を叩くなど、大きな音を出す
・挨拶や返事をしない
・喫煙などの不良行為を試す

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[女の子]
・言葉遣いが悪くなる
・母親に暴言が多くなり、父親とは話さなくなり
・部屋にいる時間が増える(鍵をかけたりする場合もある)
・挨拶や返事をしない
・喫煙などの不良行為を試す

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《問題や親子の溝を大きくする行動》

・スマホを取り上げる
・暴力
・お母さんの時はね…と昔話
・過干渉
・無関心
・配偶者の悪口(パパの事嫌いとか、離婚を示唆するような発言)

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《解決策》

反抗期や文句が多くなった時は、ストレスを感じている証拠です。
一番大切な事としては、

・お子さんの言うことを否定しない

・棚に上げている状態の時には、我慢して聞くこと。
※聞いて、共感をして、言い分を聞いてあげる。

・お子さんを認めていることを言動に表す。

この3つを意識していただくだけで、親子関係の仲は良くなります。
家庭は心を休められる場所であり、安心な所という意識を作って欲しいです。
そして、適度な距離感を保つことで子どもの情緒は安定し反抗的態度をあまりとらなくなります。

↑こちらのブログのお母さまの記事も大変オススメです。

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《大前提》

大前提として、お子さんが勉強をしない理由や約束を守らない事にはそこまで理由がないと思った方が賢明です。

理由を見つけたところで、解決するわけではありません。
むしろ、「○○だからやらないんだ!」と強気に出てしまうお子さんもいます。

ひとえに親の忍耐と工夫が大切になります!

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お子さんと少し距離を置いて温かく見守ってあげる寛容さを、心がけるようにしましょう。
※親という漢字の由来は、木の上に立って見るです。
 素敵な由来ですよね★

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