顕在意識と潜在意識は「今の自分」と「今の自分を創り上げた過去」
「顕在意識と潜在意識」を調べると難しい単語や言葉がいっぱいで、理解に苦しむ。
そこで、超わかりやすく解説してみました。
顕在意識と潜在意識を理解すると「自己分析」「自分と向き合う」
「自分と対話する」などの意味もわかってくると思います。
顕在意識とは
今、そこにいるあなたのことを指します。
あなたは、
どんな性格ですか、どんな容姿ですか
どんなことを考えて、どんな行動をしていますか
どんな仲間と、どんな内容の会話をしていますか
好きなもの（こと）はなんですか
嫌いなもの（こと）はなんですか
あなたが、絶対にしないことはなんですか
この答えが今のあなたです。
そして、顕在意識（今のあなた）は
今、目の前で起きている問題の解決や意思決定もしています。
例えば、
・朝ごはん何食べよう・・・💡これ食べよう
・何着よう・・・💡これ着よう
・仕事終わったら、何しよう・・・💡彼女とデートしよう
他にも、仕事中のトラブル解決や日常のあらゆる場面で、
あなたは、意思決定をしています。
ちなみに、人は一日に36,000回もの意思決定をしているそうです。
これが、顕在意識と言われるものですが、
要は「今のあなた」です。
また、顕在意識は自分の意識全体の約3％でしかないのです。
表面に表れているのは3％の自分ならば、残りの97％の自分は？
って思いませんか？
あなたは、ほぼ潜在意識に支配されている。
だったら、潜在意識を知り、コントロールできればいいんじゃない？
潜在意識とは
「無意識の領域」とか、スピリチュアル的な表現では「霊的な…」とか言われていますが、
潜在意識とは、過去のあなたの経験・体験・信念信条・習慣化されたもの・価値観が、置いてある保管庫（物置）です。
あなたは、この保管庫を見たことはありますか？➡自分と向き合う
保管庫の整理整頓したことありますか？➡自己分析・自分と対話する
そもそも、この保管庫の存在をしっていますか？➡自分を知る
ということです。
過去の経験・体験とは
そのままズバリ、あなたが生まれてから今日までの間に経験・体験したことです。
信念信条とは
あなたが、信じていることや正しいと思うことです。
例えば、「人のものを盗んではいけない」「噓はつかない」「人を殺してはいけない」「思いやりを持つ」「人には優しく、自分に厳しく」とかです。
幽霊は存在する、過去は変えられる、未来はつくるものと信じていれば、それはあなたの信念信条になりますね。
習慣化されたものとは
これこそ、無意識にあなたがしている行動や考え、あなたにとって当たり前なことです。
歩くこと、自転車に乗ること・食べることなど、その他いろいろ。
これらにも、プロセス（やり方）があります。
歩くために右足を前に出して、それから…とか、自転車のペダルを踏み込んで…とか、口に食べ物を入れて嚙み砕くとか
あなたが、当たり前にやっていることは、全て同じことを繰り返すことで習慣化され無意識にやっていることです。
生まれたての赤ちゃんにはできないことを、あなたは当たり前にしているけれど、できるようになるために何度も繰り返し覚えてきたんです。
もう一つ、赤ちゃんの時には無かった思考、これは外部からの刺激から刷り込まれます。
親からのあなたへ投げかけ続けられた言葉や、友達や他者から言われた言葉によって
「自分はこういう人間なんだ、こういう性格なんだ」
と、勝手に作り上げます。
価値観とは
物事に対する考え方です。
あなたの育った環境や教えられてきたこと学んだことから
「これは、こうだ」と思い込んだ偏見でもあります。
例えば、サラリーマン家庭で育った人は
「会社に就職し、安定した収入をもらい定年まで務める。定年後は退職金と年金で生活する」と教えられ、それが当たり前だと思う。
会社を経営されている家庭で育った人は
「お金は誰かの役に立って、自分で稼ぐものだ」と教えられ、それが当たり前だと思う。
これが、それぞれの価値観です。
そして、この差が価値観の違いと言われるものです。
この、あなたの経験・体験・信念信条・習慣化されたもの・価値観が、
潜在意識と言われる保管庫（物置）にしまってあるんです。
まとめ
顕在意識は今の自分です。
そして、あなたが行っている意思決定は、あなたの潜在意識にしまっている情報を基に答えを出します。
あなたが今までやったことがないことをやろうとしたとき、
とても不安になりませんか？
自分にできるのかと自信を持てなくなってしまいませんか？
そうなることは当然なんです。
あなたの潜在意識の中にあなたがやろうとしていることの経験・体験の情報がないから。それだけです。
なら、挑戦してあなたの経験・体験を増やせばいいだけなんです。
「子供には色々な体験をさせましょう」と言われる理由もわかるはずです。
結局、「あなたの意思決定の答えはあなたの潜在意識の中にしかない」ということです。
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