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教える側が持つべき知識。教える前にお前が学べって話

さて、500人以上の卒業生(うち第1志望校合格者480人以上)達を指導していて気が付いたことを書いていきます。

同じ授業をして同じプリントを配っても生徒によって伸び方は違います。

もちろん能力は人それぞれ、得意不得意も人それぞれ。

当塾ではそのそれぞれの能力個性をできるだけ拾いながらそれぞれの最善を目指してひとりひとり指導の仕方を変えています。

さて、宣伝はこんなもんにして。

それでも能力限界説まで伸びる生徒と伸びない生徒がいます。

そして能力限界まで伸ばす生徒は限界自体が底上げされてさらに伸びるようになります。

 今回から数回に分けて「伸びない生徒」のお話しさせていただきます。

伸びない生徒に共通する点は時間を無駄にすることです。

他の生徒と同じ時間勉強しても成果の見込める時間の使い方をしないと当然良い結果は望めません。

ここで時間を大切にしろとやみくもに叱ってもまず効果はありません。

経験があると思います。

何度も何度も何度も同じことを言ってもまっっっっったく勉強しない生徒。

もちろん生徒に問題があるのですが、実は指導者に問題があることが多いのです。

簡単に言うと指導力不足です。

実は指導法というのはほとんど教えられません。

問題の解き方や説明の仕方などの指導はされても事細かに考え方を変える・やる気を出させる指導方法は指導はされません。

教育学部で学んでその後現場に立ったことのある人ならわかるでしょう

大学等で教わる理論は基本的に「きれいごと」です。

そのまま実施して有効なことはごく限られた環境でしかありません。

多くの場合生徒が100人いれば100通りの指導法があります。

それこそ最適解をみつけるのに必要なのは経験になってきてしまいます。

しかもここでいう経験は単なる教師歴だけでは測れません。

ましてや「うちの子供はこうして東大に入った」なんていうごくごくわずかな例とごくごく限られた環境での結果が自分の子供や担当する生徒に当てはまる確率は非常に少ないはずです。

大切な経験値は必要な知識を持ってうまくいったり失敗したりしながら足掻いて楽しんで悲しんで喜びながら蓄えた経験でしか積めません。

どれだけ頑張るかは保護者様や指導者の方に任せるとして、私はこれからこのnoteを読んでくれる人たちが指導する立場になる時に知っておくべき必要な知識をお伝えしていきたいと思います。

今後伸びない生徒を8つのパターンに分けてその特徴と対応方法を説明していきます。

くれぐれも勘違いしてほしくないのは、そこで書いていくことは「最低限身に着けておくべき知識」であって答えではありません。

知識を身に着けたうえで自分なりの最適解を見つけてください。応援してます!

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