Tevaのご紹介 #2 ～「モダンアウトドア」Tevaのビジョン～
前回ご紹介したAnders Bergstromによる記事にも書いてあるとおり、Tevaにとって日本はとても大切なマーケットです。そんなDeckers Japan代表の伊藤ビリーさんにTevaについてインタビューしてみました！
Q.「 Billyさんから見た、他のアウトドアブランドにはないTevaの魅力を教えてください。」
ビリーさん ：
モダンアウトドアという言葉が人気になる前から、Tevaのサンダルはタウンユースや日常的なお洒落に取り入れられてきました。例えば、「靴下とサンダルというコンビネーションならスカートと合わせやすいんじゃない？」とか、ヌードカラーが流行った時、日本のOLさん達がワンピースと合わせやすくするために日本独自のヌードカラーサンダルを提案したり、日本特有のアイデアを出すことで新しいマーケットを確立しました。「アウトドアなんだから山いきましょ、川行きましょ」っていう事じゃなくて、常に新しいことをしていこう！っていう気持ちがTevaは強いんです。
近年多数の企業が力をいれているSDGsも、「アウトドアブランドだからやって当然でしょ！偉いでしょ！」という事ではなくて、Tevaにとって最初からそれが当たり前、カルチャーの一部なんですよね。
なるほど。かくゆう私も、ワンピースは好きだけどヒールは嫌いというスタンスのため、Tevaの厚底サンダル、「FLART FORM」にはずっとお世話になっています。身長も盛れるし、足も疲れないし、一石二鳥です。また、2018年にはニューヨーク ファッションウィークのランウェイに進出するなど、確かにコロナ前からTevaはファッションに取り入れられていますね。
Q. ビリーさんからみて、Tevaで働くやりがいはなんでしょうか。
ビリーさん：
Andersが言っているとおり「モダンアウトドア＝東京」なんです。本社のカリフォルニアとかは自転車で少し走ったらトレイルがあるし、なんだったら自宅の庭でキャンプもできる。日常的に自然を感じられるんですよね。でも東京はそうも行かないじゃないですか。キャンプ行こう！って思ったら事前に計画して準備して週末に車乗って...って。だからこそ東京の街はユニークなマーケットなんです。東京の人は、今日みたいな雨の日にアウトドアブランドのコートを着たりしますよね。さっきお伝えした通り、表参道でOLさんがTevaのサンダルを履いてくれたりする。だからこそ、東京にいる人たちはまさに真の「モダンアウトドア」なんです。だから、これからモダンアウトドアをこれからどう成長させていくか、日本が考えて決めていかないといけない。「アウトドア」をなんて定義するか、これだって僕たちで決めていけるんです。山や川だけをアウトドアっていうのか、それとも渋谷の街もアウトドアとするのか...従来の「アウトドア」だけではなく、もっと広い「アウトドア」の人たちに向かってTevaを広めていけるのが、面白いところですよね。
場所もそうですが、ターゲット層が広いのもTevaならではですね。例えばキャンプからしても、ソロキャンプもあれば友人、家族で行かれる方もいますよね。本当に色々な人たちに発信していけるんです。
商品の点でも、まだまだ成長しています。Tevaはサンダルのイメージが強いけど、これからはフットウェアブランドとして認知させていきます。サンダルだと、やっぱり水辺とかレジャーとか場所と目的を選んでしまうんですよね。そうではなくて、もっと日常的に皆さんに使ってもらえる様な幅広い用途のフットウェアブランドとして広めて行きたいんです。スリッポンスニーカーのEmberとかもそうですよね。アパレルも今テスト段階です。
ビリーさんのお話を聞いていて思ったのは、自然の中であろうと街中であろうと、変わらずに人々を支えていけるようTevaが進化しているのは、Tevaのそもそものフィロソフィーの人々の冒険やアクテビティ精神を支えたいという気持ちがあってこそなんだな、と感じました。
さて、Tevaにご興味をお持ち頂いた皆様に是非読んで頂きたいのが、弊社TevaのMerchandising 部署のヘッドを務めているD.H.さんのTevaに対するコメントです:
「Tevaは、長きに渡りアウトドアからライフスタイルまで消費者の足元を支えてきました。
世界初のストラップサンダルを生み出したブランドでありながら、その場に甘んじずに常に進化を続けているブランドです。
Modern Outdoorという理念を基に、アウトドアアクテビティでの使用のみならず、普段の生活においても人々をワンランク上の体験を促します。
またSDGｓにおいても、様々な取り組みを行っており、それがブランドとして当たり前であり、一般的になることを強く推し進めております。
Tevaには限りない可能性とメッセージが込められたModern Outdoorのブランドです。」
SDGｓの様々な取り組み…とありますが、ブランドにとって本当に大切なポイントなので、次の章で簡単にご紹介させて頂きます。