2023年12月の記事一覧
「PATTERN BY LAFORET」の考察
1. なぜアイデアとして優れているか?「パターンの中に人が組み込まれている」という逆説的な表現
ラフォーレのパターンが入ったファッションやアイテムの販売イベント。
この広告は、ただパターンを並べたわけではなく、「人をパターンに組み込む」という逆説的な部分に面白さがある。
本来は、ファッション広告によくある、「モデルがポーズを決めていて、モデルが着るアイテムにパターン柄が入っている」という
「贅沢な骨」のフライヤー考察
1. なぜアイデアとして優れているか?金魚とミキサーを掛け合わせることで死を連想させ、本来の機能とは違う意味を持たせる。
金魚は水槽にいるものだが、水槽をミキサーに変えることで、ミキサーの「粉砕する」という機能性が金魚の死を連想させるモチーフとなっている。
金魚は劇中の3人の登場人物であり、金魚だけ見ると一見穏やかだが、ミキサーがあることで3人の関係の危うさや、この関係が壊れて死を招く結果
「サランラップ広告」の考察
1. なぜアイデアとして優れているか?新鮮さの原点回帰
新鮮とは何か?=自然の中で生きている状態のこと
という論理で、食べ物ではなく生き物としての状態に原点回帰させている。
このアイデアが、サランラップをかけたところだけは新鮮なままということを直感的に認識させていて、ビジュアル的なインパクトと新鮮に保つという機能訴求どちらも叶えている。
2. ビジュアル表現のよさは何か調理場に配置するとい
「Netflix ルパン広告」の考察
1. なぜアイデアとして優れているか?「ハイジュエリーの広告という体裁を取りながら、商品がない」というギャップ。
パット見た雰囲気は、ティファニーやその他ハイブランド広告で見るようなブランド広告の体裁なので、ジュエリーの広告かな?と直感的に錯覚してしまう。
そして、ジュエリー広告でジュエリーがないということが、最大の矛盾であり、その違和感が惹きになっている。
そこから周りをよく見ると、「ル