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復職が決まった

先日、会社の産業医と復職面談をした。

面談前に人事にどんな質問をされるか相談したり自分なりに調べたりして対策を練っておいた。前回の記事に書いたように呪いのノートから無難な部分を抜粋して話しながら様子を見る作戦である。

聞かれたことは大きく分けてこの3つ

  1. 体調

  2. 生活習慣

  3. 休職の要因と再発防止策

状態については休職前と比較した回答を求められた。

1については長いこと仕事を離れていたので問題なし。なんなら精神はここ数年で一番健康。服薬や今後の通院予定についても聞かれた。

2も問題なし。夜と朝は子供担当のため、23時には寝て朝6時に起きる生活を続けてきた成果である。

3の要因は「自分1人で色々と抱えすぎてしまった」対策は「ストレスのサインを早めに拾うこと、ストレスコーピングを複数持っておく」と無難な回答。他はリワークで役に立ったことは何ですか?と聞かれたぐらいだろうか。

産業医:大丈夫そうですね。

私:はい!(え、もういいの?)

私の心のとか深淵とかさ、そういうの覗き込まないの?深淵からも覗かれる覚悟ないの?

まあ、精神科専門じゃないしそこまで突っ込んで聞かれないのか。許可は降りるだろうと思ってたけど、あまりにもあっさり決まってしまったので驚きを隠せない。

あまり深く聞いてしまうと心の傷を抉ることにもなりかねないという配慮もあるのかもしれない。休職前の状態で一部「ストレスで記憶飛んでて思い出せないですね」と言ったら「無理して思い出さなくても大丈夫ですよ」と慌てて制止されたし。

準備したものの10%ほどしか出さなかったわけだが、復職が決まってしまった。

まあ、出社訓練も一度も遅刻欠席がないし、多分、受け答えも問題なし。休職期間を長くとってるし、リワークもやってる。不可の理由を見つける方が難しいぐらいだ。

さて、いよいよ正式復職である。

またビジネスという異世界に転生することになってしまった。しかも以前より基本ステータスが落ちており、チートスキルもない状態だ。

正直、不安だらけだが、大丈夫と毎朝出勤前に自己暗示しておこう。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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