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競争地位別戦略・・・業界内のシェアで決まるポジションによってそれぞれの最適な戦略パターンがある。

POINT・・・リーダー、チャレンジャー、フォロワー、ニッチャー。ツイッターのフォロワーって言葉マーケテイング用語で中位~下位のって意味だからあんま良くない意味だと思った。頑張って2位のチャレンジャーが1位を追い抜くのに必死なのに1位が2位を模倣して努力をかき消そうとしてくる同質化戦略ってかなりうざいなと思った。経営の世界は”模倣”が肯定的に使われてる感じがする。模倣に次ぐ模倣って感じ。

キーワード・・・リーダー、チャレンジャー、フォロワー、ニッチャー、非価格対応

経営学者コトラー(フィリップ・コトラー・・・「マーケティングの神様」、「近代マーケティングの父」などと呼ばれるマーケティング界の第一人者である。)は、業界内の市場シェアによって企業を分類しました。業界第1位がリーダーです。業界によって細やかな違いはありますが、おおむね2-4位がチャレンジャー、中-下位がフォロワー、そしてこれらとは別に非常に狭い業界(ニッチ)でトップを狙うニッチャーの4類型です。

★競争上の地位によって定石戦略がある
①リーダー企業・・・リーダーであり続けるための戦略を取ります。高いシェアを維持するため、すべての顧客をターゲットとし、中~高品質の製品を幅広く品ぞろえします。マスコミを活用し全体請求を行います。ただし、自分からは値下げしません。これを非価格対応と言います。また、チャレンジャー企業が試みる差別化に対して迅速に模倣することで差別化自体を無効にしようとします。これを同質化戦略と言います。

②チャレンジャー企業・・・リーダーを目指し、リーダーと差別化を図ります。そのため、リーダーが取りづらい戦略を率先して実行します。大幅な値下げやキャンペーンの実施などです。シェアを拡大するために、リーダー企業だけでなく、自社よりも下位の企業のシェアを奪ったり、時には買収でシェア拡大を図ります。(チャレンジャー企業は上を追い越すだけでなく、下とも戦ってシェアを奪おうとする)リーダー企業と真っ向から勝負するには、多大な経営資源が必要だからです。

③フォロワー企業・・・生存戦略をとります。業界で生き残る為、リーダーやチャレンジャーの製品・サービスを模倣します。最低限のシェアを維持することが目的の為、低価格で販売します。

④ニッチャー企業・・・ニッチ(すき間)業界でトップを目指す企業です。品質は高く、価格も中~高水準です。特殊な技術やノウハウを持った中小企業に見られる戦略です。



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