メンタリストD

自己満

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最近の記事

思いつきの誓い

 最近、自分が発達障害なのではないかと思うことがある。おっちょこちょいに磨きがかかってきているからだ。仕事でのミス、財布やケータイを忘れることなんてしょっちゅうで、頼まれたこともすぐに忘れる。本当に発達障害のある方を人を貶すつもりは毛頭ないが、このポンコツ具合に誰か理由をつけてくれと、そう思う。病気や障害などではなく、ただのポンコツなのだ。  発達障害の一種である自閉症スペクトルの方は、ある一つの部分が非常に秀でていることもあるそうだ。自閉症かどうかは定かではないが、確かステ

    • 記憶

      僕はくだらないことを記憶するのが得意だ 彼女の話したことなら基本的に覚えている 全く知らないジャニーズの話、狐に襲われた話、好きな香水の話 男から同じことを話されたら「しょうもな」と一言言うだけで会話が終わりそうである しかし、彼女が話すとまるで人志松本の「すべらない話」を聞いているかのような気持ちになるのは何故だろうか そして彼女はよく同じ話をするのだ 僕は 「前も言ってたね」 と、ついつい口に出してしまう すると彼女はきまって 「あれ??そうだっけ??ごめん」 と笑う

      • emotional

        エモいという言葉が嫌いだ だけど今はこの言葉を無性に使いたくなった エモいはemotionalが語源で感情的なとか、感情に訴えるという意味らしい 感傷に浸るっていう感じなのか 夜中に家を抜け出しコンビニでカフェオレを飲みながらタバコを吸う こんなにエモいのにマスクをつけなければならないっていうのは残念だと思った そんなことを考えながら2本目のタバコに火をつけた 何かの番組で千鳥の大吾がタバコを吸う時は情報の多い社会で一瞬何も考えない時間だって言っていた そんな瞬間なの

        • 琥珀色の街、上海蟹の朝

          町であまり流れない曲を勧めてしまったことをとても後悔している。 君は、5年間自分から人を好きになったことのない僕が、本気で好きになった、この人の笑顔のためならなんでもできる、そう思った人だった。 だけど、君からすれば僕は大多数の中の一人で、印象に残るわけでもない、ただの男なんだろう。 今までも、そしてこれからも。 なんで有名な曲を好きな曲だと偽って勧めなかったんだろう。 なんでもあっただろ。 街中で僕の勧めた曲が流れれば、その瞬間に僕を思い出してくれたかもしれない

          はじまり

          思っていた以上にわがままだった。それが最初の印象。 自分の気分で態度がコロコロと変わる。まるで夏の天気のような女の子と出会った。流行りの出会い系サイトとやらを入れてから1週間。顔写真もなにも載ってない人だったが、こちらからメッセージを送ってみた。年齢が一つ下で表示されていると、知り合いかもしれない恐怖がある。あまりおかしなことを言うわけにもいかない。 「知り合いですか?」 これでいい。当たり障りがなく、それでいて他の人と差別化されている。これでいいのだ。 「全然知んね

          最後

          そうして1ヶ月が経過した。 夏も本番に差し掛かり、蝉たちは命をこれでもかと燃やしている。死んだふりをするのだけはやめてもらいたい。できれば最期まで木にくっついていてください。 彼女は、こんなに暑いのに、そんなこと気にも止めるでもなく夏という季節を満喫しているようだった。 その姿は、まるで夏に全てを賭ける蝉のようだった。こんなこと伝えたらきっと怒られる。 だが、その姿を見ていると夏も悪くないと感じてきた。 彼女は本当に凄いと思う。 どんな時でも楽しむことを忘れない。しか

          最後

          「花火いこ!!」 彼女はまるでそれが人生で1番楽しいことのようにそう言った。 「朝は一緒に場所取りをして、花火が始まるちょっと前に行って、屋台見てからそこで座ってみるの!あと、浴衣も着たいなぁ。着てきてね!持ってる?私、彼氏と花火見にいくの初めてだから本当に楽しみ。」 嬉しそうな彼女を見ていると、本当にこのイベントが世界で1番楽しいことのように感じてきた。とてもワクワクする。 しかし、一つだけ引っかかることがあった。浴衣だ。 浴衣、あった気がする。 しかしそれは2年前

          もしも

          「別れてほしい。」 僕が中学2年生の頃から、多くのすれ違いを経た末に付き合えた、何処にいてもマドンナになれる、いや、僕の一生のマドンナ。そんな女の子との半年間が終わった。 中学2年生、彼女と出会った。 彼女は今でいう乃木坂46のメンバーに1番近いと言われる顔の持ち主であり、天然で大人しめな性格で、中学の男子をトリコにしていた。それは他クラスにいても同じであり、あの子可愛いぞと休み時間に盛り上がるくらいだ。僕も例に漏れず、仲良くなれるとドキドキしていた。 しかし現実はそう

          雨が止まない 昨日の夜から、一晩中降り続いている もう、ずうっと 彼女は雨が嫌いだ 雨がうっとうしくて、外に出れないからだそうだ 僕は雨が好きだった 雨が降れば、君がずっと家にいたから 東京は車がいらないが、雨が降ると外に出ていきたくなくなる アウトドアな彼女は晴れの日には必ず外に行ってしまう 一緒に出ていける外は楽しくもあったが、自分にしか見せない部分がたくさん見える家が僕は好きだった じめじめした梅雨の時期は、汗もかくし雨に濡れるしで彼女はずっと家にいる

          可愛いは正義

          可愛いは正義。 よく言ったものだと思う。本当に正義だ。 これは何も女性に限ったことではない。小さい子も可愛いからと許されることがあるだろうし、可愛い顔立ちをした男が女子に許されることもある。愛嬌のある人も可愛いからと許される。可愛いは正義だ。 しかしその正義は時に往々にして間違う。 見た目は人の判断能力を鈍らせ、さらにあたかもそれが正しいというような空気にさせる。見た目は人の一部分で、他に色々な判断材料があるというのに。少し顔が整っていないだけで人生は不利になり、少し整っ

          いつもと同じ夜だった。 じめじめとした梅雨特有の暑さが僕を襲う。 ベッドが湿っているように感じる。 横を見ると、窓が開いていた。 昼間の雨がベッドに降り注いでいたようだった。いつもと同じ夜は、少しだけ憂鬱な夜に変わった。 ふと、ケータイの音が静寂の時を止めた。 誰だろう、こんな時間に。 少しの憂鬱と少しの期待を抱いて、ケータイを開いた。 「なにしとる?」 僕の淡い期待は裏切られた。仲が良かった友達からのLINEだった。正確に言えば仲が良いのだが、最近少し距離を置きたくな

          タピオカプリン

          スマートフォンを見ると、着信履歴に大量の赤い文字があった。時計の針はバイトの時間をとうに過ぎており、背中に水が流れるのを感じた。はあ、最近こんなのばかりだ。絶望と焦りとを同時に感じた。  ふと、天井が目に入る。ここはどこだ。頭の中で金正恩がミサイルをぶっ放していた。寄生虫が脳味噌を食い荒らしているのかもしれない。多分頭は割れている。 バイトがあると思い、若干焦ったが、なんのことはない。夢だったようだ。 徐々に意識がはっきりしてくる。それと同時に昨夜のことが思い出されてきた。

          タピオカプリン

          授業のレポート掲載してみた。

           自分について哲学的に考えなさい。私は自分のことを哲学的に考えた時に、答えは出ないと考えている。西洋哲学の父、ソクラテスは、古代ギリシャのアテナイで、道行く人に「恋人とは何か?」という問いを繰り返していたそうだ。実際恋人とは恋を寄せる相手という定義は出来上がっているが、そう考えると、恋とは何なのかということに繋がってくる。つまり、恋人の定義は存在しているようで存在していないと感じる。 このように考えていくと、自分というものの定義は見つからないのではないか。主観的に見た時の自分

          授業のレポート掲載してみた。

          保育園の先生はやっぱり性欲強い説

           僕の保育園は年長さんになると保育園で一寝泊まりする、通称お泊まり保育って呼ばれるものがありました。  5歳の僕はもうそれはそれは楽しみでした。お泊まりを家族以外の人としたことがなかったし、なんなら夜ご飯も一緒に食べたことがなかった。みんなでカレーを食べて、花火をして、おばちゃんの先生に体を洗われて、全てがはじめての経験でした。しかし、そんな楽しい時間はあっという間に過ぎていきました。おやすみの時間です。  僕は普段から寝付きが悪いタイプの子でした。大体の保育園に

          保育園の先生はやっぱり性欲強い説

          イくもんか!!!イクモンカ!!!

          シャワーアビヨ そう言われ僕はすごすごと服を脱いだ。 意気消沈 この瞬間世界で一番この言葉が似合っていると思った。いや、同率1位。隣の部屋の友達もだ。 そんなことを考えながらモタモタと服を脱いでいると、先にデリヘル嬢(以下デリコ)がお風呂に入っていった。ヨタヨタと歩くたびに脂肪が揺れている。あぁ、友達の諭吉が泣いている。 お風呂に入るとデリコがシャワーの温度を確かめていた。彼女は恥ずかしがる様子もなく、まるで一人でお風呂に入っているかのようだった。これは見たことがあ

          イくもんか!!!イクモンカ!!!

          すごいのが出てきた

          モシモシ の続きはめんどくさいから割愛させてもらいます。 なんかおかしいなって一回切った。 中国人が出たんだよね。片言の日本語で喋ってきて。いや、でも写真めっちゃ日本人やし、名前も日本人やし。。もう一回かける。 モシモシ やっぱり日本人じゃない。実際はこの電話しとったの友達やし、聞いた話なんやけど。まあ、まあ、くる女の子は日本人でしょうと。とりあえず2人で予約した。 娘の紹介でって言ってホテル行ってください。って言われて、指定されたホテルに行く。 友達と隣同士の部屋に

          すごいのが出てきた