落ち込んだとき、テンションが下がったとき、気分が乗らないときに、少しでも気分を変えて、一歩を踏み出す勇気がほしいときはありませんか?
マンガを読んでいると、この言葉深いなぁ〜ってしんみりさせてくれたり、大切なことを思い出させてくれる気がします。
今回は、単行本は5巻で完結した作品である『花咲くいろは』(©原作:P.A.WORKS・作画:千田衛人 /スクウェア・エニックス)より、僕の人生をより魅力的になるよう考えさせてくれた言葉を紹介させていただきます。
『花咲くいろは』は老舗旅館の仕事をテーマに、東京育ちの女子高生の主人公が母親の夜逃げをきっかけに石川県の老舗旅館:喜翆荘の仲居として働くことになり、何もわからず失敗を繰り返しながらも周囲の人々が一生懸命に働く姿を見て、友人関係や恋愛問題などに揉まれながらも一人前の仲居へと成長していく姿が描かれ、2011年4月にアニメ化されたメディアミックス作品です!
少しでもあなたが夢に向かって突き進むとき、壁が現れたとき、壁を乗り越えるときに、モチベーションを上げてくれたり、グサッと心に刺さったり、物事の見え方が変わるヒントを見つけてもらえたら嬉しいです。
花咲くいろは 名言一覧
いかがだったでしょうか?
お気に入りの名言は見つかりましたか?
僕自身、人生のほどんどを石川県で過ごしており、大学3年生の頃にこの作品と出会い、作中に登場する「ぼんぼり祭り」にボランティアの位置づけで運営に参加し、その後2年間をこのお祭りの運営などで協力させてもらった経験があります。そしてこの作品を通じて旅館経営や仕事の大変さを学ばさせてもらった思い出がよみがえってきました。
「ぼんぼり祭り」の公式サイトはコチラ
この作品の見どころは突然環境が変わり、旅館の仲居見習いとして嫌々働くことになった緒花が、「働くことに対する社会の厳しさや自分の甘さ」に気づき、仕事に対する姿勢が変わっていくところだと思います。
作中で緒花が語った『私嬉しいんです!私最初の頃は全然仕事できなかったし、忙しい時はヘマしないように裏にいろって言われて。でも今は忙しい時にこうやって呼んでもらえて…、少しは戦力として認めてもらえてるのかなって。』という言葉は、まさに仕事をしていて成長を感じる第一歩ですし、自発的に「一人前の仲居になること」を目標に掲げて、日々仕事に打ち込んでいく姿に心打たれるところがあるのではないかと思います。
学校や会社、その他の組織に所属していて落ち込んでいるとき、疲れているとき、悩んでいるときなどに、この『花咲くいろは』の名言で元気づけられる方も多いのではないでしょうか?
個人的にこの作品はマンガもいいですが、アニメを見てもらいたい作品で、僕個人の思い出補正も加わってしまっていますが、マンガではあまり扱われなかった「ぼんぼり祭り」や緒花たちが「仕事を通して成長していく背景」が色濃く描かれているのでオススメです。
ちなみに僕はこの作品の二番板前をしている徹さんに憧れてバイクの免許を取ってバイクに乗るようになったほど、仕事観やぼんぼり祭り、バイクなど、いろんな方面で影響を受けた作品です。
旅館で突如働くことになり、少しずつ仕事観を身につけて成長していく緒花や喜翆荘で一緒に働くみんちやなこち、女将のスイたち、そして温泉旅行を営んでいく中で関わっていく記者となった母の皐月や旅館連合会の人たちなど、「老舗旅館」から見えるさまざまな価値観や想いを抱きながらも立ち向かっていく、登場人物のもたらす言葉にふれあいながら、また明日からの原動力になると幸いです。
それでは今回はここまでです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!