見出し画像

マンガ『結婚するって、本当ですか』の名言から学ぶ一歩を踏み出す勇気

落ち込んだとき、テンションが下がったとき、気分が乗らないときに、少しでも気分を変えて、一歩を踏み出す勇気がほしいときはありませんか?

マンガを読んでいると、この言葉深いなぁ〜ってしんみりさせてくれたり、大切なことを思い出させてくれる気がします。

今回は、単行本は11巻で完結した作品である『結婚するって、本当ですか』(©若木民喜/小学館)より、僕の人生をより魅力的になるよう考えさせてくれた言葉を紹介させていただきます。

『結婚するって、本当ですか』は結婚をテーマに、旅行代理店に勤める子どもの頃から人付き合いが苦手な主人公とヒロインが、シベリアのイルクーツク支店への単身赴任を「1人の生活」を大事にするという思いで回避するために偽装結婚を計画し、次第に惹かれ合っていく姿が描かれた、2022年10月にドラマ化され、2023年4月にTVアニメ化の決定が発表されたラブコメディ作品です!

少しでもあなたが夢に向かって突き進むとき、壁が現れたとき、壁を乗り越えるときに、モチベーションを上げてくれたり、グサッと心に刺さったり、物事の見え方が変わるヒントを見つけてもらえたら嬉しいです。

結婚するって、本当ですか 名言一覧

オレは考えていたんだよ。どーやって返事しよーかと。もう1秒待ってくれたらちゃんと返事できたのに…。会話に一瞬乗り遅れるこのクセのおかげで、なんだかオレは人生まで遅れてしまっている気がする。

大原 拓也

結婚してください。あれ…、言えない。これを言ったら…、何もかも変わってしまう。そんな気がする…。すごい言葉だ…。ドラマじゃ何度も聞く言葉なのに…。

大原 拓也

無責任すぎるよな、オレ。
このままずっと何もしないのか?
オレ、いくつなんだよ。
こんな大人でいいのか…?

大原 拓也

結婚ってそんなに、いいものなのかな…。オレは結婚するって言って、指輪はめて、ただそれだけだよ。オレは、なんにも変わってないんだよ。結婚って…、結婚ってそんなにすごいことなのか?

大原 拓也

結婚って一体なんだ…?
普通の人生って一体なんだ…?

大原 拓也

大人になりたいって…、ずっと思ってたんです。子供の頃は、大きくなれば、色々なことをうまくやれるようになるって思ってた。なのに大人になるほど、世界がどんどんわからなくなってくんです。

大原 拓也

いつまで怖がってるんだ。
オレは何も持ってないのに…。
帰っちゃダメだ!
帰っちゃダメだ。
大切な人を、失っちゃいけないんだ…。

大原 拓也

大人の恋愛ってめんどくさいーーー!!一つ一つのことが、とっても重大な気がして…、決められない。いっそ、いっそ結婚してしまったら、こんなに悩まなくてすむのかな…。

大原 拓也

オレは全然わかってなかった。
しんどいのはオレだけじゃない。
みんな同じだ。
みんな自分の人生を一生懸命に生きてるんだ。

大原 拓也

さぼってた訳じゃない。
いつも頭の中では考えていたんだ。
形にするようになっただけだよ。
いつでも人間変われるんだ。

大原 拓也

「結婚」という言葉ですべてが始まったボクらだけど…、ボクらのゴールはどこにあるんだろう?結婚って一体、なんなんだろう?

大原 拓也

またおびえさせたかな…。きっと彼に怖い人って思われてるだろうな…。私、人を無表情に凝視するところあるから。別に見つめてる訳じゃないんだけど、なかなか言葉が出てこないのよね…。

本城寺 莉香

私と、結婚しませんか?
私たちの一人の生活を守るために!

本城寺 莉香

2年も向かいの席で仕事してたのに…、どんな顔だったか…、どんな声だったか…、はっきり覚えてない…。自分がいかに雑に生きてるか、他人に関心がないか、一瞬でつまびらかにされてしまった。

本城寺 莉香

どんな場所も長い時間かけてやっと住めるようになるんだもの…。地図に名前がついてる場所には全部、その場所の人の営みがあるんだ。

本城寺 莉香

私には人の気持ちなんてわからないんです。
人と触れあったことなんてないんだから…。
何もないなら…、はっきりそうと言ってほしいです…!

本城寺 莉香

誰かにこんな真剣に見つめられて、言葉を投げかけられて…。こんな瞬間、もう二度と私の人生にないかもしれない。

本城寺 莉香

いつも同じだ…。また気持ちをオフにしてる。がっかりしたくないから…、がっかりされたくないから、いつもオフにして…。今回もそれでいいの?

本城寺 莉香

私、変なことばかりして…、いつも後悔ばかりしています。自分に自信がないんです。でも…本当はたくさんあるんです。やりたいことや…、伝えたいことが…。

本城寺 莉香

ずっと私は一人でいるのかと思ってました…、ただなんとなく…。でも、大原くんと一緒にいると、毎日色んな気持ちになります。一人でいる時にはならなかった、必要じゃなかった、色んな気持ちに…。それが面倒な時もあります。でも思うんです。私は石や草じゃなくて、人間だったんだって。

本城寺 莉香

何があったか聞こうにも…、聞き方がわからない…。思えば私たちいきなり結婚した訳で…、友だちでも恋人でもなかった訳で…、いまだに距離感がわからない。

本城寺 莉香

本当は色々聞きたいのに、勇気がなくて聞けなかった…。私たちお互いずっと気を遣ってる感じ…、それは大事なことだけど…、本当にこれでいいのかな?

本城寺 莉香

遠慮しないでよかった…。
なんだか…、なんだすごく幸せだ…。

本城寺 莉香

結婚って、どうして「許してもらう」んでしょうね?家にお願いしに行って、親に許してもらって、そして式を挙げる…。

本城寺 莉香

結婚がなんなのかも、さっぱりわかりません。
ただ、結婚が、私を変えていきます。
それが私には楽しみなんです。

本城寺 莉香

それはそれで楽しく過ごしていたかも知れません。分不相応な立場に追い込まれることもないし、訳のわからぬ感情に襲われることもない。恥ずかしい思い出の数々を積み重ねることもない…。でも、言ってよかったです。

本城寺 莉香

なんだよこの紙は…。
こんなものでボクは何もかも失っちゃうのか?
ボクの人生が、こんなものに、否定されてたまるか。

進士 奨

ボクも…、昔は自由だったんだ。どうしてわざわざ結婚したんだ。自由もなく、すべてを家族につぎこんだのに、誰もボクをほめてくれない。一人のままでよかったんだ!!

進士 奨

ボクも…、昔は自由だったんだ。どうしてわざわざ結婚したんだ。自由もなく、すべてを家族につぎこんだのに、誰もボクをほめてくれない。一人のままでよかったんだ!!

進士 奨

オレが持ってる唯一の財産は、若さだけなんスよ!オレ別にかっこよくもないし、給料も安いし、こんな男と誰も結婚したがらないっスよ。せめて若いうちに相手見つけたいんス。

権田 広見

だからオレ、ちゃんとした家庭とかに憧れてるというか…。別に特別じゃなくていいですけど、好きな女の人と結婚して、かわいい子供を授かって、楽しく暮らしたいっス。

権田 広見

もう結婚とか言うのやめます。オレの結婚話は口ばかりで、なんの覚悟もなかったんです。

権田 広見

夫婦ってのは難しいよね…。片方にとって100%の幸せが、もう片方にとっては一生続く労訳!…てこともあるんだよねぇ。

ジョージ

ボクが家族に与えてたものは、自己満足でしかなかった。でも、どうすればよかったのか、今でもよくわからないんだよ。

ジョージ

ボクと違って君はまだ悩める。
悩んでもがけるんだよ。
それはとても幸せなことだよ。
人生はうまくいかないもんだよ。
だから、心配を楽しむんだ。

ジョージ

みんなの真心なんだから、楽しいことをやればいいんだよ。結婚はしょせん…、喜劇なんだから。

ジョージ

目の前にずっと、一本のきれいな道が広がってるの。この道をはみ出さないように歩いていく、これが私の人生なの…?そーじゃないのよ!!私にはもっと、冒険が必要なの!!

黒川 麻子

あらゆる道をゆき、あらゆる困難を乗り越え、行ったことのない場所の、見たこともない景色を目指して…。それが生きている喜び…!

黒川 麻子

こっちが些細なことだと思うことでも、親は覚えてたりするのよ。これから先何十年もチクチク言われたりするのイヤでしょォ〜?結婚ってのは、ずっーと続くものだからね。

黒川 麻子

世の中、複雑に考えたら複雑になるし、単純に考えたら単純なものですよ!

千森

世の中には素晴らしい人、ステキなものがいっぱいあるんです。宝がいっぱい眠ってるんですよ。みんながその宝を少しだけ使えば、世界はもっと素晴らしくなります!貧困や環境問題も今より良くなります。ただその「少し」を誰もやらないんです。本当に大したことじゃないのに!

本城寺 律

結婚したら楽しいこともあるけど、言い争いや、しんどいこともいっぱいあるんだよ。そーゆーの全部引っくるめて、一生懸命生きるんだよ。結婚するってことは…、一生懸命生きるってことなんだよ!

江間 カオリ

いかがだったでしょうか?

お気に入りの名言は見つかりましたか?

僕自身、結婚願望はかなり昔から強く、記憶しているのは小学5年生のときに「20歳で結婚したい」という計画を立て、そのために「高校を卒業したら就職しないとな」といった逆算をしながら高校は就職するために商業高校へ進学した記憶が鮮明に思い出されました。結局結婚したのは28歳と計画よりもだいぶ遅れましたが、個人的に結婚してよかったなと思っています。

この作品の見どころは「拓也と莉香のほのぼのするやりとり」だと思います。最初はお互いの生活や趣味を守るために偽装結婚をすることになった2人ですが、いつの間にか惹かれ合っていく様子が本当に可愛らしく、物語の進行スピードがゆっくりな分、それぞれの感情が丁寧に表現されていて、タイプの違う2人がお互いを尊重し、お互いのことを尊重しながら不器用に少しずつ近づいていく関係性には胸キュンが止まらない作品だと思っています。

学校や会社、その他の組織に所属していて落ち込んでいるとき、疲れているとき、悩んでいるときなどに、この『結婚するって、本当ですか』の名言で元気づけられる方も多いのではないでしょうか?

嘘から始まった結婚までの道のりで、お互いに自分の想いを伝えらえないモヤモヤや家族との関係性、都会・田舎での暮らし方などからお互いの想いを合わせていく拓也や莉香、そして2人を囲む旅行代理店の同僚たちや家族、「結婚」から見えるさまざまな価値観や想いを抱きながらも立ち向かっていく、登場人物のもたらす言葉にふれあいながら、また明日からの原動力になると幸いです。

それでは今回はここまでです。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

この記事が参加している募集

#今こそ読みたい神マンガ

2,578件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?