★【続巻マンガ紹介】『ひともんちゃくなら喜んで! 7巻』が熱い!
マンガが好き過ぎて、マンガの貯蔵量が60,000冊を越えながらも、毎月新しいマンガを買い漁る僕が、前回1~6巻までの名言を紹介したマンガである『ひともんちゃくなら喜んで!』(©八海つむ/小学館)の最新刊:7巻を紹介させていただきます。
ひともんちゃくなら喜んで! 7巻 感想
ついに、あらゆる手段を用いて(株)JBを破滅に追い込むモンスター:瑠璃との闘いが決着しましたね。
瑠璃の本名が「瑠璃川なつめ」と明かされたのも新鮮した。瑠璃って名前じゃなくて苗字からきてたんだ…(汗)
瑠璃の暴挙を止めるために、まもるは単独で(株)NCに乗り込みブラックな運営体制を改革に走るも、まもるが瑠璃に酷く扱われて心も病んでしまうほど疲弊していましたが、佐京が現れて(株)JBの劣勢を一気に覆す打開策を発表しました。
それは「M&A」での買収かつ、それを阻止するであろう瑠璃の思考を読み取って、(株)NCのキーパーソンである千影を武器に交渉します。
まもるが語った『組織の“キーパーソン”が、“多数”を抑圧せず、活かす方に舵を切ったなら…。組織を変える程の力が…、能動的に動き出す!!』という言葉のように、不平不満を持った社員を団結させる千影を取り込み、千影の出向と辛い思いをしている社員に目を向けた佐京の考えは、個人的に経営者として見習いたい視点でした。
そして瑠璃が佐京の策に敗れ、途方に暮れているマンションに押し掛けたマウント四天王の行動にもウルっとする場面が…。
女子会と称して瑠璃に(株)JBへ戻ってきてほしい事を伝える作戦でもある一方で、まず最初に自分たちがしてきたことを瑠璃に対して素直に謝った姿はまさに、「人に寄り添うってこういくことからなんだな」と思わせてくれました。
7巻の終盤では全てのモンスターとの戦いも終わり、大きな問題もない中で、まもるが問題提起した有給も取らずに働いている「頑張り過ぎ」と、それはまもるにもブーメランとして返ってくる「自己犠牲の精神」の話題に。
まもるように「自己犠牲」が当たり前になってしまっていて、周囲が心配してしまうほどでも、自分で自分を追い込んでいることに気づけない特性は、僕自身にもブーメランに感じる部分があり、相手のためを思うがあまりの犠牲って「自己満」なのか、それが「生きがい」なのかを改めて考えさせてくれた7巻だったと思います。
ひともんちゃくなら喜んで! 7巻 名言一覧
いかがだったでしょうか?
先日の11/20(月)にマンガワンで最終話が更新されました(泣)。嬉しい反面、とても寂しい想いもあり、もしかしたら次巻で完結となるかもしれませんが、最後にまもるの「自己犠牲」をどのように佐京が救うのか。結末を知っていても感激する展開が描かれることが間違いないので、ぜひ興味のある方は読んでみて損はないと作品だと思います!
それでは今回はここまでです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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