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3DCGデザイナーが“成長し続ける”ために必要なこと ~中途デザイナーインタビュー~

こんにちは、DCG Entertainmentの採用広報です。

「人を活かし、人が創る」「革新と価値を生み出す」という2つの理念を掲げ、CG・グラフィックデザイン制作やゲーム開発事業を展開している、株式会社DCG Entertainment。

DCGでは社名の頭文字をとった社訓、
・Do anything (何でもやる)
・Challenge as a team (社員一丸で頑張る)
・Gain experience (経験を増やす)
を掲げ、個人の成長やチーム全体でのスキルアップを大事にしています。

その中で、今回は中途入社のデザイナーが具体的にどのようなスキルアップをしているのか、3DモデラーのYさんに実体験を話してもらいました。

■ワークライフバランスの改善が更なるスキルアップへの一歩

ー早速、自己紹介をお願いします。

2021年6月入社のYです。DCGには中途で入社し、3DCGモデラーとしてキャラクターモデリング全般と監修業務を担当しています。
以前は、新卒で入社したスマホ系ゲーム会社に7年ほど在籍し、その後コンシューマやアーケードゲームの開発会社に2年半ほど在籍していたので、DCGが3社目になります。

ーこれまで2度の転職を経験されたとのことですが、どのようなきっかけで転職を決意したのでしょうか。

1度目の転職は、コンシューマゲームの制作に携わりたいと思ったことがきっかけです。
1社目ではスマホ案件を中心として、3Dモデリングの他にキャラクターの企画やモーション業務など幅広く経験を積みましたが、次はもともと好きだったコンシューマゲームの開発で3Dモデリングの経験を積みたいと思いました。

結果として2社目では希望のコンシューマゲーム開発で経験を積むことができ、リードデザイナーとしてメイン級キャラクターのモデリングも担当することができたので、業務内容としては充実していました。

その中で、次は自作のゲームを開発したり学習する時間をプライベートで確保したいと思うようになり、ワークライフバランスを整えるため、2度目の転職を決意しました。

ーその中で今回DCGに入社した決め手はなんだったのでしょうか?

転職の目的であった「ワークライフバランスを整える」という点において、 DCGは他社と比較しても残業時間が少ない環境であることと、フルリモートで働けるところで希望が叶いそうだと思いました。
また、選考の中で面接官や役員方との会話に誠実な印象を受け、入社後も自分の意見に親身になってくれそうだと思ったことが、最終的な入社の決め手になりました。

ー実際DCGに入社してみて、ワークライフバランスの変化はありましたか?

平日・休日ともに学習や自作モデルの制作に充てられる時間は増えたなと実感しています。
Unityの動画教材を参考に自分でゲームを作ってリリースしてみたり、最近では友人からの依頼でVtuber用モデルの制作をして、知見を広げています。
昨年から社内制度としてスキルアップ支援制度ができ、動画教材の購入もOKになったので、そういった制度も活用しながらプライベートの時間を有意義に使っています。

ー業務外でも学習するのはかなりのモチベーションが必要だと思うのですが、普段どんな想いで学習や自主制作に取り組んでいるのでしょう?

根本的には「期待に応えたい」という気持ちが起点になっていると思います。
あとは単純に「やってみたい」という好奇心が原動力になっていますね。
ゲーム業界は変化が早く、正直なところ危機感に駆られて学習している部分もありますが、
前提としてDCGは受託制作メインなので、要求されるジャンルやクオリティにいつでも応えられるよう、日頃から準備をしておきたいという想いで取り組んでいます。

ー実際にプライベートでの学習が業務に活かせているときはありますか?

現在社内でバーチャルキャラクター制作の監修を担当しているのですが、 プライベートで行っているVtuber用モデルの制作知識が役に立っています。
その他にも、自分でゲームを作った経験からゲーム制作全体の流れを把握することができ、直接的でなくともモデリングする際に知見が活きる時があります。

■スキルアップを加速させる社内環境

ープライベートでの学習以外に、業務内でスキルアップに役立っている取り組みや機会はありますか?

モデルチーム内では毎日15分の時間を使って各々の制作モデルを見せ合っているのですが、その際に他のメンバーが学んだことや気になったことを一緒に共有してもらえるので、参考になっています。

また、私が所属しているプロジェクトでも週に1回ミーティングを行っていて、 主にプロジェクトに関する連絡事項や制作に活かせるような技術の共有をしています。
この取り組みは、メンバー全員が同じ知識を持って効率的に作業を進められるよう、上司やメンバーと相談して始めました。
結果として1人1人の知識が日々増えているのを感じますし、自分自身も他の人の意見や効率的な進め方を知ることができ、良い刺激になっています。

ー社内の取り組みを通して、具体的にスキルアップを実感していることはありますか?

実際に、DCGに入社してからMayaの知識の幅が広がったと感じています。
10年以上モデリングを続けてきても、個人のやり方だけでは知識のアップデートに限界があり、知らない機能がたくさんありました。
他メンバーから教えてもらったMayaの機能を使用することで作業スピードもあがり、結果として残業時間の削減にも繋がっていると思います。
DCGは互いの知見を共有しあって仕事をする環境なので、日々得られる情報量が多いと感じています。

ーお話を聞く限り、DCGには協力的な人が多いということでしょうか?

そうですね、普段の知識共有以外にも、自分の作業が手一杯になりそうな時に話を聞いてフォローしてくれる人が多いです。
あとは良い影響を受けられる人も多いと感じています。例えば新卒5年目の方はいつも連絡や相談のレスポンスが早く、作業も効率的で尊敬していますし、他にも自分の作業をスムーズに進めつつ監修業務もしっかり両立できている方など、経験年数や年齢関係なく「自分もこうなりたい」と思えるメンバーが多いです。

ー共に働く立場として、今後どんな人に入社してほしいと思いますか?

好奇心が強くて、素直な人に入社してほしいですね。
DCGがフルリモートワークということもあり、相手の言葉を受け取った上で自分の感じた疑問点や意見を素直に伝えられる人が向いていると思います。
そしてゲームに限らずいろんな分野に興味がある人、取り組んでいる人と意見を交わしながら、互いに知見を増やしていけたらと思っています。

■スキルアップに必要なことは“素直にコツコツ”と“環境”

スキルアップに必要なこと

ー今後目指したいキャリアイメージはありますか?

キャリアとしては、リードデザイナーを目指したいと思っています。
今後も生涯現役で作り続けられる人になりたいと考えていて、ゲームのメイン級キャラクターの制作を継続的に任せてもらえるデザイナーになりたいです。

ーそのためにどんなことに取り組んでいきたいですか?

まずは社内で新しい案件が来た際に、自分から積極的に手を挙げていきたいです。
また、現状の業務では作る機会が少ないジャンルのキャラクターなどを、プライベートの時間で練習していきたいと思っています。

ー最後に、Yさんが今後もスキルアップし続けるために大事にしたいことを教えてください

素直にコツコツ行動することを大事にしていきたいです。
新しい何かを学ぶ際、手探りでも少しずつ手を動かしてやり切ることで、その行動が自分の知見となるので、つたなくても何か行動することが重要だと思っています。
また、新しいことを学べる環境と時間も大事だと思うので、今後も業務内で他のメンバーと共に知見を増やしつつ、プライベートでも学習の時間を増やしていきたいです。

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