見出し画像

【0〜5歳向け】読み聞かせにおすすめの絵本6選を紹介!


「うちの子にどんな絵本を読み聞かせたらいいのだろう。」
「忙しくて絵本をゆっくり選ぶ時間がない。」

そんなパパママも多いのではないでしょうか。

ネットで検索しても、たくさんありすぎてどれがいいのか迷ってしまうこともあると思います。

この記事では0〜5歳まで年齢ごとにおすすめの絵本を1冊ずつご紹介します。

どれも楽みながら知育と心の教育ができる作品です。
ぜひ参考にしてみてください。


【0〜5歳向け】親子で楽しい!読み聞かせにおすすめの絵本6選


0歳におすすめの絵本『いないいないばあ』

画像1

文:松谷みよ子 絵:瀬川康男 
出版社:童心社 
出典:童心社

『いないいないばあ』は初版1967年の日本一売れている絵本です。

発行部数は680万部を超えています。

可愛いどうぶつたちが「いないいない…」で隠れて「ばあ」で出てくるというシンプルな絵本です。

「いないいな〜い…」

(間をあける)

「ばあ!」

というふうに、メリハリの効いた読み方をしてあげると、あかちゃんが大喜びしてくれます。
それを見た大人も思わず笑顔になってしまうそんな一冊です。

0歳児とのコミュニケーションにおすすめです。


1歳におすすめの絵本『だるまさんシリーズ』

画像2

作:かがくい ひろし 
出版社:ブロンズ新社
出典:ブロンズ新社

『だるまさんシリーズ』はキュートな赤いだるまさんが登場する人気シリーズです。

『だるまさんが』『だるまさんの』『だるまさんと』の3冊があります。

『だるまさんが』では、「だ・る・ま・さ・ん・が…」の後に、いきなり伸びたりしぼんだりと、思わず笑ってしまう愉快な動きを見せてくれます。
「次はどんな動きをするのかな?」とワクワクしながら読み進められます。
親子でだるまさんの真似っこするのも楽しいですよ。

『だるまさんの』では、目や歯や髪の毛など、体のパーツのなまえが学べます。

『だるまさんと』では、「いちごさん」など果物の仲間たちが登場し、おじぎをしたり抱き合ったり、いろいろな動きを見せてくれます。
スキンシップや、自分以外の人と一緒に何かをする楽しさを学べます。

興味と行動の幅が大きく広がる1歳児におすすめです。


2歳におすすめの絵本『はらぺこあおむし』

画像3

作:エリック=カール 訳:もりひさし 
出版社:偕成社
出典:偕成社

『はらぺこあおむし』は、小さなあおむしがいろいろな食べ物を食べて大きくなって、最後は美しい蝶になるお話です。

いきいきとしたカラフルな色づかいで、見ているだけでとっても楽しい絵本です。
指を入れられる穴の仕掛けもあり、触って楽しめるようになっています。
食べ物のなまえや数字も登場するので、楽しみながら学べていいですね。

『はらぺこあおむしのうた』というCDも出ているので、音楽を流しながら絵本を見たり、一緒に歌ったりするとさらに楽しいですよ。

歌うことの楽しさを味わえるようになってくる2歳児におすすめです。


3歳におすすめの絵本『ぐりとぐら』シリーズ

スクリーンショット 2020-10-09 17.02.07

作:中川李枝子 絵:大村百合子 
出版社:福音館書店
出典:福音館書店

『ぐりとぐら』シリーズは、野ねずみの双子のきょうだい「ぐり」と「ぐら」の物語です。

仲良しのふたりが大きな卵を使ってカステラを作ったり、遠足や海水浴に出かけたりするお話です。おなじみの森の仲間たちのほかに、ユニークな新しい友だちが登場するシリーズもあります。

有名なのは『ぐりとぐら』の冒頭で、ぐりとぐらが歌いながら登場する場面です。絵本を読む人によってまったくちがう歌になるのがとっても面白いです。ぜひお子さんと一緒にオリジナルの歌を作ってみましょう。

他にも、ひらがな50音を使ったリズミカルな言葉遊びをする『ぐりとぐらのあいうえお』や、楽しく数字を学べる『ぐりとぐらの1・2・3』などがあります。

ストーリー展開が理解できるようになってくる3歳児におすすめです。

4歳におすすめの絵本『めっきらもっきら どおんどん

スクリーンショット 2020-10-09 17.05.38

作:長谷川摂子 画:ふりや なな 
出版社:福音館書店
出典:福音館書店

『めっきらもっきら どおんどん』は、主人公の男の子「かんた」が、妖怪のいるへんてこな世界に吸い込まれてしまう物語です。

かんたは、へんてこな世界に住んでいる見た目はちょっと怖いけど楽しい妖怪3人組と仲間になり、時間を忘れて遊び回ります。でもだんだん心細くなってきたかんたは、「おかあさーん」と叫びます。すると…。

「本当にどこかにあるかもしれない」と子供に思わせる、不思議な世界が舞台のファンタジー絵本です。
表紙を見ると「怖い妖怪のお話なのかな?」と感じますが、とても楽しいお話です。リズム感のある文章が子供たちを物語の世界に引き込みます。

想像力がたくましくなってくる4歳児におすすめです。


5歳におすすめの絵本『スイミー』

※画像掲載許可申請準備中

作:レオ=レオニ 訳:谷川俊太郎 
出版社:好学社
出典:好学社

『スイミー』は海で暮らす小さな魚の物語です。

きょうだいたちと仲良く暮らしていたスイミーですが、ある日大きなマグロにきょうだいをみんな食べられてしまいます。
ひとりぼっちになり、悲しみのなか暗い海を泳いでいたスイミーですが、泳いでいるうちに素晴らしい景色や面白い生き物たちと出会います。そして元気になったスイミーは、岩陰に隠れていた小さな魚たちと団結して、勇敢にも大きな魚に立ち向かいます。

「仲間と協力すること」
「知恵と勇気を振り絞り、困難に立ち向かうこと」
その大切さを、スイミーが子供たちに教えてくれます。

お友だちとの関わりが増えると同時に、衝突しながら成長していく5歳児におすすめです。


まとめ

今回は0〜5歳までの子供におすすめの絵本を年齢別にご紹介しました。

・0歳におすすめ『いないいないばあ』
 あかちゃんとのコミュニケーションに最適です。

・1歳におすすめ『だるまさん』シリーズ
 親子で真似っこして楽しくコミュニケーションができます。体の動かし方や、自分の体のパーツについて知ることができます。

・2歳におすすめ『はらぺこあおむし』
 カラフルな絵本の色使いを楽しみながら、歌うことの楽しさを味わえます。

・3歳におすすめ『ぐりとぐら』シリーズ
 ストーリーの面白さや歌に触れ、豊かな心を育みます。

・4歳におすすめ『めっきらもっきら どおんどん』
 ファンタジーを通じて想像力を育みます。

・5歳におすすめ『スイミー』
 他者と協力しあうことの大切さを学べます。

今回の記事ではわかりやすく年齢別におすすめ絵本をご紹介しました。
あくまで目安ですので、ひとりひとりの興味や成長に合わせて絵本を選んでみてくださいね。
ご紹介した絵本は子供の豊かな心や体を育むのに役立つものばかりですので、ぜひ参考にしてみてください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?